小説木幡記:2008/02/20(水)春はまだかな
体調は60%程度かな、正露丸を飲んだ。寒さと会議疲れなんじゃろう。
今日も会議が3つあって、おそらく3つめは延々と夜間におよぶだろう脳。
昨日は屯所が朝から夕方遅くまで賑わっていた。そのうちに新誠会といって、倶楽部の年次総会兼送別会があるので、その準備をしているようだった。新誠会・総指揮が副長2008、幹事の一番隊も二名顔をだしていた。あと、いつもの寡黙局長、笑顔経理局長、役者がそろったようなので、お昼は近所にいっしょにでかけた。当たり前だが、寡黙局長が一番豪勢に大量に食べておられた。さらに「あげ茄子」ばかり五皿もとって、壮絶風景だった。一方、総指揮・副長殿はかたわらで、病人食程度の分量だった。あのお店、お粥はあったかな? ふむふむ。
余の対面の一番隊長岡山どのは景気よく「ぼたん海老」とか~、横の一番隊員岩手さんはふしぎに「イカの塩から寿司?」、余はホタテ一貫と塩からとを交換した。寡黙局長対面の笑顔経理局長はひたすらイチゴシュークリームを舐めていた。
みんなそれぞれ気質がちがうのだな。余は、葛野美食倶楽部になっては困るので、茶ばかり飲んでいた。
葛野図書倶楽部2001、葛野模型倶楽部2008、葛野美食倶楽部廃案、万歳。
その間、余は午前中は懸案の一つ、経理事務を行っていた。しかし、提出したら「領収書に先生の名前がないですよ」と言われてびっくりした。わずかな枚数の領収書だから、何度もチェックしたはずなのに、大ポカだった。人間は間違うものなんだ。もっと、気をつけよう。
午後は屯所で二階建て図書館列車の工作ができなかったので、研究室で数日前の情報を考えこんでいた。
1.Googleなんかの巨大情報サービスと、大学もふくめて、公共図書館など現実の図書館の将来についてだった。
2.大学教育における図書館学の扱いが、近いうちに大きく変動することへの対処についてだった。
上記1は、茶飲み話やMuBlogノートで、なんとかなるさと、思えるのだが。いやそのために嵯峨野鉄道図書館を考えておる。しかし上記2は、図書館世界と文部科学省と、そして大学教員と、学内教務関係と、受講生と、いっぱい関係するところがあるから、エイヤッと結論をだすことはできない。多分、これから数年は余も悩みに悩み、思い詰めて、気がついたら「サイナラ」と言えたら楽なのじゃが。
気がついたらMuBlogおなじみの「卑弥呼の墓」シリーズが昨年以来、止まってしまっていた。木幡に帰るとそんな図書ばかりというのに、一体どうしたことでしょう。纒向遺跡を観に行って、あらたなイメージを膨らませる、そんなゆとりがないと駄目だねぇ。いま、KohataRSは木幡と葛野の往還にしか動いていない。
せっかく宇治という地の利のよいところにいるのに、なんにも知らないまま引きこもってあと数十年。これじゃ、いかん! ちゃんと世の中をこの目でみておかないとな。 温かくなったら近江も行ってみよう。春はまだかな。
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コメント
春はもうすぐダス
桜の花が来れば、又、大騒ぎ。日本に四季があって良かったですね。
そのうち又、京都、奈良、滋賀方面の魔界を探訪しませう。
投稿: jo | 2008年2月20日 (水) 23時25分
ほぉ、Joさん
ちょっとね、風邪、疲労。こういうことってあるわけです。
そうだ、桜。
えらいこっちゃ、また病気になるなぁ。桜狂記の季節が目前ですな。
木津川のクニ京でしたか、ご一緒しましょう。
投稿: MU→JO | 2008年2月21日 (木) 09時41分