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2008年2月14日 (木)

小説葛野記:2008/02/14(木)会議ズ・ハイ症候群

 今日の昼は久し振りに伏見の薮蕎麦をいただたい。藪か薮か籔か「やぶ」か、「そば」か「蕎麦」か、ソバではないと想いつつ、上天ぷらそばとおにぎり一個(梅)でしめて1110円、ああおいしいと思ったら、名称はどうでもよくなった。それにしても真昼間から千円を超える昼食とは、余もいつの間にか贅沢になったものだ。いかんな。粗食がよいとはおもわないが、千円はないでしょう。周りを見回すと食べない人もいるし、せいぜい200円程度か、昨日夜のおかずをお弁当に持ってきている人が多い。
 と、言いつつ書きつつ、うまいそばを食べない人生なんてね。此の世は闇さぁ~

 最近とんとPCの話題がMuBlogに出ないね、と思いつつも、たしかにPCは余の場合、徹底的に実利志向だから、うまく走っておれば、他のマニアとかお宅とか、専門家とか、好き者のようには興味が向かない。多分今頃CPUは4つタイプが主流になってきているだろうし(?)、メモリーは4GBが標準だろうし、ディスプレイは20インチ標準だろうし、外部記憶容量に至っては、GBはすんで、テラバイト世界になっておることでしょう(笑)。
 そんなのつまらない、と思うようになった。動画も静止画もちゃんと格納できているし、アプリケーションも早く動くし、窓を平均一ダース開けて仕事しているが、なんともないな。

 そうそう、最近江戸るん君の方ではMSのIEが突然動かなくなって、大変なことになったらしい。MSのヘルプがなんとネットをさして、IEがないからどうにもならないという馬鹿みたいな話。余は電話で言った。一つのアプリに頼ると壊滅的になことになるからな、余はIEよりも、ファイアーフォックスを主にそえて、ときどきIEを使うこともあると、電話で演説した。切ったら、5分間の長きに渡り江戸るん君と話したことになる。めずらしい長電話だった。
(始末は、結局、データはバックアップしてあるので、システム全部を再構成したようだ。結局一日かかったらしい)
 馬鹿なマシンシステムだよな。
 で、ええかげん、MSどっぷりのWindows に飽きたので、余はいま、久しぶりにMacのノート、やすいのを欲しくなった。とれとれのは高いようだから、古いタイプで佳いのがあれば手にしたいのう。それでのんびり作曲でもしたくなったわい。

 昨日は、そうだった。わすれるほどだった。結局、合計三つの会議に参加して、6時間近く拘束された。そのうち、余が大将だったのは一つだけ。あとの二つは、影に隠れて正式委員なのに、まるで陪席者みたいな風情をできるだけにじませて、じっと座っておった。うむ。さすがに6時間もの会議に参加すると、余もだいぶ変身してきた。
 つまりだ。
 ランナーズハイ状態だろうな、これは。快感を覚えるようになってきてしまった(怖いな)。以前から、「この方は、本当に会議好きなんだな」と、ずっと世の中の人を見ていて、驚きの半生だったが、ようやく謎がとけてきた。世の中には会議好き、会議を楽しむ人もおるようだ。余は、昨日、いつのまにか「ああ、おもろいな」と感じだしたから、遅咲きの会議ズ・ハイ症候群に取り込まれてきたようだ。

 そういえば、この一年、ときどき国会中継をラジオで聞いていたが、与野党、役者が多い。ときどき手に汗握る状態で聞き入っていたことに、我が身が気づいて、愕然とした覚えがある。
 たとえば人気は低迷しているが、福田首相は、多分小沢さんよりも役者が上のようだ。ご自身も関係の深いある事件の時(福田さんと、小沢さんがボス交渉したあと)、突然の手のひら返しのような事態に立ったときのせりふ。
「いやぁ~、びっくりしました」
 さらりと記者団に言った時の台詞、ほんとうに余は「ものすご、この人、すごいな」とおもったなぁ。その福田首相が直答する国会中継って、ドラマツルギーがあり末世(注:マッセ、と呼ぶ。大阪弁)!

 で、会議ズ・ハイ症候群、これは本当に、困ったことですなぁ。研究教育倶楽部趣味家事、全部投げ捨てて、ご隠居政談に終日たのしむようになったら、これは周りに迷惑をかけるなぁ。

 今日は、このあと、約2時間の重い会議がある。
 二時間じゃ~、ちょっとものたりないなぁ。うけけ。

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