小説木幡記:2008/02/11(月)建国記念日の鍵チョコ
承前:小説葛野記:20070215(木)食べられないチョコの遺跡
今日は建国の日、神武天皇さんが大和の橿原で国造りの宣言をたからかになすった良き日です。大昔のことですから、今はだれも観た人はいませんが。そんな風にして国ができたわけです。ただし、若い人達におかしなイメージを与えてはいかんので、ひと言。つまり、その日「日の丸」を揚げたわけではないのです。日の丸はずっと後になって幕末明治ころに、しっかりイメージが出来上がってきたわけです。多分、公称2700年ほど、実質1700年ほどの昔に、金のカラスが神武天皇さんの肩か矛先にとまって、祝ったのでしょう。神話のイメージは大切です。
(公称と実質年代の開きは、神話世界にとって、1000年や2000年はちょっとした、分か秒の誤差でしょう。金のカラスがいたかどうかは、現代でも中国に金の猿がいるようですから、大和に金のカラスがいても、不思議じゃないですね。今読んでいる小説では、一千年後の現実小説なんですが、いろいろな変わった動植物で一杯です)
さて、チョコレートの鍵。
1000年後の人がこれを見たら「古代人は、加熱すると原型が融解し、液状になる物質で、太古の前方後円墳形態を造り、そこに合う形の符号付き棒を造っていた。用途は不明」とでも、歴史学者、いや考古学者によって判断されるのでしょうね。おそらく末尾は「古代人の心象は不可解なり」とでも、注がつくのでしょう。
しかしながら、実に義理堅い人達です。ええもちろん「義理がすたれば、この世は闇さぁ~」という名歌があるのですから、「義理と人情のこの世界ぃ~」と、あとを続けて、おあとがよろしいようで。
注:昨年は、メシヤでしたかな? ならば今年は西京極駅近くの30%割引券を調達できる、おいしい寿司屋へ繰り出しましょう。なかなかのお味ですよ。駅から徒歩1分。お造りがよろしいです。
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