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2008年2月 2日 (土)

小説木幡記:2008/02/02(土)二階建て電車:京阪ダブルデッカー:近鉄ビスタカー

1.倶楽部編集会議
 今日は、朝から屯所で機関誌「Truth」の編集会議に参加した。編集長は副長2008、あと局長、書記局長、一番隊員、二番隊員が出席した。一番隊長と二番隊長とは、テストがあって遅れてきた。編集長が議長になって、約40分、余も話した。そのあとは席を外し、倶楽部員だけの論議があった。結果はいずれ誌面に反映されることだろう。

2.新誠会・鳥せい下見
 午後は新誠会の下見に、伏見に行った。幹事長・副長、幹事・一番、二番隊長。監察に局長が同行した。ついでに、編集会議出席の書記局長もついてきた(笑)。下見の結果、当日の部屋はまだ不定とのこと。簡単な昼食のあと寺田屋を見学した。誰も中に入ったことはなかったようだ。帰路黄桜の中庭によって、寒空の中でミーティングをした。そのあと、サンマルクに寄った。余はチョコなんとかというのを食べたかったが、売れ切れだった。例によって、余は約10分でサイナラした。
 以上が余の1日だった。

3.京阪ダブルデッカー:二階建て電車
 倶楽部関係に脳も身体も終始したわけだが、余のCPUはときどきパラレル走行する。今日は、朝は京阪特急ダブルデッカー車(二階建て)の上階に座り、帰路下見に行くときは、皆で下の一階席に乗った。その間、電車にとって「二階建て」とは、なんぞやと、哲学的瞑想にふけっていた。
 この二階建て特急に初めて乗ったのは、京阪が三条から出町柳まで直行したころ(注:記憶間違い。ダブルデッカーの登場は平成10年)だから、平成に入ってからと思う。随分、好奇心満々で二階建て車両を選んで乗っていた。その後、今朝までまったく気にもせず、普通車にのったり、空いているダブルデッカーの上か下か、適当に乗ってきた。

4.朝は二階
 今朝。中書島で宇治線から乗り換えたとたんに、異様に興奮し出したというか、精神がダブるデッカー車両に集中した。押しのけるように中に入り、階段をとんとんと登り、空いている二階の窓際に座った。普通は新幹線でも阪急でも京阪でも、窓際には座らない。横に変なおばさんや変な女性に座られると、なんだか押し込められたような圧迫感に恐怖する。もちろん、オジキも兄ちゃんも、子供も厭だから。(一種の座席閉塞恐怖症)。今朝はちがった、どうでもよくなった、隣におすもうさんだろうが、女優だろうが、鬼だろうがプーチンが座ろうが、気にもならなかった。(なんか異様な気を余は発していたのか、混み出したのに、だれも横に座らなかったよ)

 写真を撮ろうと思った。だが、それだけは止めた。車両を写す気でも、客はきっと警察を呼ぶかも知れない、そんな恐怖があって。ひたすら天井や出入口やシートや、そして外の景色を念入りに眺めた。やはり、二階から見る風景は異なっていた。

5.二階建て図書館列車
 階下を書庫にすることを考えた。階下の窓は殆ど棄てる気になった。書庫は薄暗い方がレトロっぽくて良いだろう。一車両に司書は二人乗せることにした。一人は階下で出納補助、つまり本を探してあげる司書。もちろん、電子的な装置を100%備えたとしても、介添え役はあった方がよい。二階部分は閲覧室にしよう。これは窓はどうするか分からなかった。ただし座席数を半分にして、掘りごたつ式の和机と畳がよいだろう。問題は、事故があったとき、机の角で怪我をしないような配慮がいる、……。
 車両編成はどうだろう。大人用と子供用は、どうしても分けたい。子供は煩いし、走り回るものだ。混在はさけたい。重読書列車、軽読書列車、子供列車、そしてカフェテリア。その他。五両編成くらいで行けそうだな。
 書庫を一階に置くのは、重心も低くなり、嵯峨野鉄道図書館列車のように、いつのまにか秘境山岳列車に衣替えしそうな所では、ダブルデッカーと言っても、安全性が第一。保津川に転覆しちゃかっこ悪い。
 各車両二階の司書は何をする。まさか、車内検札なんかに時間をとるわけじゃない。レファレンスだな。うむうむ、近鉄特急みたいにおしぼりを出す必要はないだろう。

 と、考えていたら、中書島から四条まで、あっというまだった。

6.帰りは一階
 そして帰路。一階に座った。さすがに重心がぐっと低い。七条駅のホームは、窓の下と同じ位置だった。これまで何度も乗っているが、気にもしなかったのが不思議だ。地下を出ても、周りの風景がまるで違う。

 今日は、結局、葛野図書倶楽部のことと、二階建て列車のことで、余のCPUは発熱していた。
 結論は。
 列車は二階建てじゃないと。一階は書庫。二階はレファレンスルーム&読書室(閲覧室)、まあ、天井がオープンでもよいがな。そうそう、階段は木製にしよう。畳敷きの掘りごたつ机。忍者屋敷風に、階段を吊り下げ式にするかどうかは、今後五年間は考慮中だろうな。
 よい土曜日でした。

余録
 京阪電気鉄道のダブルデッカー車は、特急の8000系に組まれているようです。
 京阪電車HPの資料館・8000系
 京阪電車8000系製作/鉄道模型趣味のページ

 記憶にあった近鉄の二階建てビスタカーは、実は大昔のもので、すでに走っていないようでした。二階建てといえば、近鉄という記憶がそのまま残存していたようです。
 もしかしたら、関西で二階建て列車は、上記の京阪ダブルデッカーだけ(注:追録を御覧下さい)かもしれないですね。それなら、毎日しつこく京阪特急ダブルデッカーに乗らないとなりません。あはは。
 近鉄新ビスタカー:10100系/近鉄の鉄路の名優

追録:近鉄30000系/ビスタカー
 一知半解のこわさというか、気になって調べ出しましたら、なんとなく現在も近鉄特急で二階建てのビスタカーが走っているようです。昨夜『鉄道模型2008Nゲージを楽しむ』を寝る前に読んでいたら、以前は気がつかなかった記事「関西私鉄の雄:近鉄特急が大集合(成美堂出版)」がありました。そこに載っていたのです。今朝近鉄のHPをみたら、確かに「鉄路の名優」に30000系があって、

「昭和60年に第15編成を製造し、現在60両の車両群となりました。昭和54年、ブルーリボン賞を受賞しています。平成8年より「ビスタEX」としてリニューアルし、2階席の側窓は曲面ガラスを用いて高さを拡大し、椅子のシートピッチを広げたほか、外装もリゾート特急らしい軽快なカラーリングとなっています。」

 廃車という言葉が無かったので、今でも走っているのでしょう。
 しかし近鉄に乗るのも見るのも機会がなくて、なんとなく特急乗車券がいるようですし、ふむふむ、そこまでマニアには、まだまだですねぇ。いつ、どの路線を走っているかを調査しなくては、乗れないようですしね。
 もともと実車に興味があるわけじゃないのです。
 ただ、昨日朝から異様に興奮がおさまらず、二階建てでなくっちゃ! と、心の世界が揺れ動いている次第。
 しばらくは、京阪特急、赤のダブルデッカーを執拗に追い求め乗ってみます。しかし、淀屋橋~出町柳を日に何回も往復したら、破産しますなぁ。片道、40分か50分くらいでしょうか(知らず)。

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コメント

実は何を隠そう私は毎朝「おけいはん」のK特急、
ダブルデッカーに乗って淀屋橋まで通勤してるんですよ~ん。

通勤ラッシュのピーク時間帯は、特急と言えども
普通のグリーン車両が走っているのですが、
私は通勤時間帯の終わりかけの出勤なので、
赤のダブルデッカー車登場となるわけです。

と言っても、途中駅から乗ってるので、
もちろん座れませんけどね。
どこにいるかというと、
ダブルデッカー下へ行く階段の途中というポジションを
死守するんです。
赤の特急車は座席が2人掛け2列という配置なので、
立っている人は案外、場所を確保しにくいんですよ。
ですが階段の途中は、壁にもたれ掛かることが出来るし、
揺れようが何しようが、この段とこの段はワタシのもんだからネ、
と、暗黙の自己主張が出来るんですよね、これが。


たまに週末に京都に行くときは、もちろん
ダブルデッカー上段でプチ旅行気分を味わいます。
雨の日や、好きな本を集中して読みたい時は、
ダブルデッカー下で、移動半地下室の雰囲気を味わいますw。

Mu殿、やっぱ京阪特急は、ダブルデッカーに限りまっせ~!

そうそう、
新たにクラッシック音楽のブログも始めましたんで、
チラ見しに来てくださいね。

投稿: 伽羅 | 2008年2月 3日 (日) 07時54分

まいど、伽羅さん
「猫脚のライティングビューロー 佐渡裕ファンの日記」http://blog.livedoor.jp/irisprincess/archives/676112.html

↑眺めました。守備範囲が広いというか、多重パラレル人生というか、ガクト記事を読んでいないと同一伽羅さんとは思えませんなぁ。
 題名のない音楽会というのは、大昔に、黛さんという人ので、毎週見ていました。黛さんの声が印象に残っているし、故三島由紀夫さんのお友達だったようですね。古典音楽のさわりや、おもしろ話をいつも楽しみにしていました。
 そうですか。まだ、番組があるわけですね。ふ~む。

さて、ダブルデッカー
 淀屋橋へ行かれるとすると、枚方近辺のお住まいかと想像。まさか宇治線で中書島乗車なんてないでしょうねぇ~。あはは。
 このコメント、だいぶおもしろく読みました。伽羅さんの階段ポジションはまざまざと目に浮かびます。混んでいるときは、Muもそこが穴場ですね。(大抵は丹波橋駅で入れ替えがあるので、座れますが)

 一番、そう、もっとも銘記しておきたいのは次のセリフでした。
「雨の日や、好きな本を集中して読みたい時は、ダブルデッカー下で、移動半地下室の雰囲気を味わいますw。」
↑ここ、ここなんです。かゆいところに手の届くお言葉です。
 ただ、これを読んで再びMuは迷路。書庫を重心も考えて地階(ダブルデッカはまるで地下ですね)に置くとしましたが、読書人の好む読書室は、まさに、このほの暗き地下、雨読状態ですから、設計をまたしても変更しなくてはならなくなりました。
 上階展望室的雰囲気は、子供レスリングしながら読書室がよいのかもしれませんな。

 うむ。いや、朝から堪能しつつも、ものつくりの難しさに呻いております。

投稿: Mu→伽羅 | 2008年2月 3日 (日) 09時04分

Mu殿、「猫脚・・・」ブログの紹介までいただきありがとうございます。
題名のない音楽会は、ずっと続いているんですよ~。
4月から佐渡さんが司会をやると、面白いことに
なると思います。
MCめちゃうまいですからね~。

朝の通勤時間帯にK特急が停まるといったら、
くずはとか枚方ですよね~。
きっと伽羅もその辺に出没してるに違いないですよ(笑)


嵯峨野鉄道図書館列車は
新幹線「MAX」のようにオールダブルデッカーにして、
下が書庫車両のものと閲覧車両のものと、
両方作ってほしいですね~。

おけいはん特急も、
貸切・淀屋橋~出町柳往復ツアーみたいなのをやってはどうでしょうね。
お座敷列車よろしく。お弁当とかお酒付で。
京都発には、オプションで舞妓はぁぁぁんが
乗車してくれはる・・・とか。

(あぁだけど、問題は、おけいはん特急には、
トイレがないことですよね。
今のままでは長時間乗り続けは出来ないなぁ)


投稿: 伽羅 | 2008年2月 3日 (日) 22時57分

まいど、伽羅さん

 MAXというの、みてみました。 http://www.jreast.co.jp/train/shinkan/e4.html

 なんだか現実の方が先走りしとりますな。
 ところが、Muは出歩かないものだから、新幹線に二階建てがあるなんて、今の今まで知らなかったです。いや、むしろ気にもならなかった。

 大いに気になり出しましたが、もしかして東海道とか山陽道は走っていないような。
 カシオペア乗るのと同じくらいの体験旅費が必要です。

 やはり、京阪ダブルデッカーがよろし(笑)
 けど、お座敷舞子付きお囃子付きだったら、芸能列車になりまして、読書する暇がなくなります。

1.新幹線レベルにして、一階を書庫、二階を閲覧室。さらに、その逆の車両。

2.トイレは、派手に一車両ふるまって、一両全部が手洗い、化粧室、着付け室(なんじゃい?)。

 こうすればゆっくり淀屋橋・出町柳リピート乗車ができますね。

 ともかく、二階建て電車で、頭が熱くなっています。

投稿: Mu→伽羅 | 2008年2月 4日 (月) 22時08分

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