昭和の鉄道模型をつくる(15) トンネル2
承前:昭和の鉄道模型をつくる(14) トンネル1
15:ここまで完成(~15)
そしてまた、複雑なそれぞれの家がすべてキットで揃えてあるところに、この世界の豊かさも味わいました。プロ中のプロは、こういう民家もすべてご自身で設計し組み立てるわけでしょうが、それをMuがすると生きている間に完成しなくなります。多種類の品目が揃っている日本鉄道模型世界の底力に感心しました。
(ところが、別注の某社の「神社模型」は、昨年アマゾンで申し込んだところ、途中延期通知はありましたが、それでも延々と待って、年明けに「入荷不能なので、キャンセル」と言われました。どういう模型かは、今は腹立たしいのでもうしませんが、廉価(4千円程度)でものすごく上等なキットでした。発売の一ヶ月も前から申し込んだのに、駄目だなんて、メーカーもマーケッティングに手抜きしたのか、アマゾンの関東重視・関西軽視の横着なのか、知りません。多分、仕事をちゃんとしない人が日本にも増えてきたのでしょう。みんな毎月自動的に入金のある、サラリーマンですからねぇ、客の難儀失意なんかに気がつかないのでしょう。けけけ)
15:部品と工作
ただし、私は多少短気というか、イラチなので、この話を真に受けないように。人によります。トンネルらしくなればそれでよいでしょう。
15:鉄道模型の達人/富永一矢
写真では随分広い敷地に見えました。東京の武蔵野市というのですから、地理不案内なMuにはわかりにくいのですが、畏友が住んでいる国立市みたいなところでしょうか?
みていてダイナミックな感じがしました。模型はどうしてもちまちました世界に没頭しがちですが、広い庭でビールと焼肉でも食べながら、列車が走るのを眺めるのも、よい人生ですよね。酒気帯び運転には、多分ならないと思いますが。
15:AtoZ:川を作る:発泡スチロール
いや、ここで慌ててはならない。人生、忍の一字(なんのこっちゃ!)。
今回の記事メモは、
(1)カッターナイフは大小あった方がよい。
荒削りと細部仕上げ(当然ですね)
(2)川原に砂をまいたら、まず「水をふきつける」
つまり、湿らせるわけだ。そしてボンド水溶液(ボンド1:水3)に洗剤を一滴(界面活性剤:表面張力を抑える)たらして、スポイトで砂を固着させる。
(3)待つこと、一晩
アクリル塗料なんかで川の色をだしたら、乾燥するまで一晩おく。慌てない。おもむろに、メディウム(ニスでもよいだろう)を上塗りして、光沢や透明感を出す。(水の質感を出すには、別途、透明樹脂なんかでも効果が高いと、耳にした)
ああ、早くためしてみたい、工作命!
15:昭和の『鉄道模型』をつくる
それでも体質変化なのか、中年になってからは一個まるまる食べるとお腹がゆるくなることが多く、ずっと半分に割って食べていました。
近頃は、元気がよいというのか、生卵をチキンラーメンの窪みに添えて、ほくそ笑んでいます。木幡研に数個入りの1パックを置いておくと、事前に自室に確保しておかないと、すぐに消えてしまう。
今になって、痛切に、このチキンラーメンは神業、天からの賜であると思っているのです。味のデータベースを長年錬磨し、食事のうまいマズイは見ただけで分かると密かに豪語している私ですが(笑)、うむ。実に感心します。
創業者は「安藤百福(当時47歳)」という人らしい。大阪淀川の工場で、たった20人の会社だったとか。日清食品、昭和を飾る企業ですね。
15:未来の図書館、過去の図書館
昔の愉快な仲間と会ったとき、「復興華南2008」という研究会を立ち上げる話になりました。この研究会名称の曰く因縁は別件記事にまとめましたが、そこで話題になったのは、Googleのことでした。
Googleのことは以前から私も知っていますし、毎日その検索エンジンを使っています。畏友の一人は「Googleに聞け」とか、新しい言い回しを用いています。
MuBlog自体についても、気のせいかも知れないのですが、記事の待遇が良好で、Google検索の第一頁に現れるものが多いです。これについては、昨年の春先に「KGR指標」という考えを、記事にしました。ヒントになった一つに、「桜と地名」という対キーで、MuBlog記事がどれほどの母数のもとで、どれだけのランキングを得ているのか、その指標でもって、記事のインターネット上での待遇度を出そうとしたのです。
事例:「桜 大沢池」、 「桜 常照皇寺」、 「桜 天神川」、「桜 佐野藤右衛門」、 「桜 木幡」などなど。
ついでに、「京都 ホットケーキ」、「京都 書店」
あはは、「嵯峨野 鉄道模型」、「伏見 和央ようか」(笑)
今後難しい問題は、検索の用語をどういう風に選べば、妥当で客観的な指標となるのか、そういう問題でしょうね。暇になったら、またやってみますけど。
そもそも、忘れていましたが、私は1990年代の約10年間、電子図書館研究会という研究会に参加していたのです。だから、Googleが21世紀初頭から活発に動き出した、つまりGoogleの巨大電子図書館プロジェクトのようなものに、関心がなかったわけではないのです。
一方で、現実の形ある館としての「嵯峨野鉄道図書館」に未来を託し、他方で「そろそろ、Googleさんの行く末を見据えないと」という思いにもとらわれ始めた2008年初頭の私でありました。
で、今日の未来の図書館談議は、以上に述べたようなことを新設「復興華南2008」で考えていこうという、結論です。材料はいろいろあるでしょうが、一応その基本サイトを以下に挙げておきますので、図書館の行く末に興味がある人は、どうぞアドレスの登録をしてください。
(しかし、不思議な縁で復興華南2008メンバーに加わる人達は、全員まず「カッターナイフで発泡スチロールをカットする」スキルから身につけないと~(爆))
Googleブック検索
Google Scholar(学術論文検索)
以下はMuBlog提供の附録です↓
グーグル『巨大電子図書館』
新語「KGR」(指標)の、検索サイト{Google, Yahoo, goo}での出現比較
嵯峨野鉄道図書館ジオラマ(01) はじめに
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