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2008年1月13日 (日)

小説木幡記:2008/01/13(日)復興華南2008

☆今年こそ、復興華南2008、なるや?

 思い返せば、毎年のように橋本元カナン96初代船長、それにツオイエ(日本原住民なのか、タングート族の末裔かは不明)と年に一度は酒を酌み交わし、復興華南の話をしてきた。(*)
 で、今年こそは復興しようとなるのだが、別れて再び会うのは一年か二年後だから、一向に復興の兆しが見えない。

 余は昨夕、葛野の倶楽部員たちをほったらかしにして、16:30にはいそいそと研究室をでた。ぽてぽてと西京極駅まで歩き、最後に残った30円のプリぺイカードで、切符を買おうとしたが、なんだかごちゃごちゃして五分くらいかかった。要するに、阪急電車の券売機では、カードを先に入れないと、逆だといくら小銭を追加しても発券してくれないと、想像を絶する珍奇な経験をした。

 四条河原町について、ブックファーストにでもよって、文藝春秋の死なない話「不老なんとか」というのを立ち読みしようとしたが、時間が五時をだいぶ過ぎていたので、よらなかった。
 京阪特急に乗ろうとしたら、満席だったので、一呼吸待った。するとすぐに急行が入ってきて、がらがらだったので、安心して優先座席に座った。最近は気兼ねなく優先座席に座れる気分になってきたのだ。

 ところで。
 話は元にもどるが、阪急は女性専用車両があって、そこに男も乗っているのをよく見かける。男性専用車両を檻付きで作って、鍵付きにしたら痴漢も減るかな、と妄想にひたった。しかしそんな車両には命がけで乗ることになる。世相が荒んでそういう風になったら、女装するしかないな。いやはや。

 で、電車は17:20分に中書島に着いた。改札口にはすでに元船長が待っていて、後ろを振り返るとツオイエも居た。あっけなく会合し、店にはいった。まずは元船長に敬意を表して、だし巻き、うまきと、卵料理で攻め込んだ。ここのお造りは上等だからと、また注文した。あまり値がはるものばかりじゃねぇと、げその唐揚げ、ついでに鶏の唐揚げ、とししゃもまで続いた。焼き茄子や諸々なにを食べたかは今となっては朧月よ[ママ]。その間、二人はビールピッチャーを二杯も注文しておった。二人で「一杯2千円だから、ジョッキで5杯分くらいかねぇ」と、計算しておった。ともかく、完全なまたしても、割り勘負けだ。余は、せっせと水を飲んでいたなぁ。お代はしめて一人当たり4千円。これが平成20年新年の、貧しき初老中年庶民三人のせいいっぱいの贅沢だったと、後の世にこうして記録するのもやぶさかではないと、トンでもない誤用を知らぬ振りして書いてしまう、ああ筆がながれていく。

1.まず、若い賢い司書を元船長やツオイエが捜してくる。これが先決。葛野にも賢い若者は多いが、どうにも近頃は司書や図書館に興味のない者が多くて、と遁辞。やはり現役の優秀な司書を組み込んで、どや、復興華南2008!

2.次に旧カナン96の優秀な当時若者いま中年達の生死を確認し、呼び集めてみる。何人いきているか、まったく不明。すでにメアドの通じない者達も多い。

3.で、一体なにを共同研究テーマにするのか。実は昨夜もっとも白熱した議論はそこにあった。
3.1 難民対策をどうするのか。軍部の若き優秀な将校にてこ入れして、ともかくクーデターを起こし、なんとかかんとか国を立て直し、難民が四方に散るのを避ける。これが、最良~。
3.2 実効支配している事実にはなんとも勝てない。だからわが国も実効支配すればよいのだが、そこまで根性はないだろうから、結局、あと百年はこのままでしょう、と政治評論家の弁。これにはげっそりした。
3.3 わが国の一部も、独立しフリーポートとして活路を見出すのがよいだろう、との託宣。
3.4 つまるところ、ジャバ・コンパイラーを再度研究し直すのが、復興華南の最初にすることであると。アプレットなんぞに気を回さず、コンパイラーコンパイラーこそが、我らが進む道。
3.5 GoogleとMSとの対決がどうなっていくか、これを見極めるのが華南の第一研究テーマ。ご冗談でしょう。
3.6 インテルCPUはどんどん安価になってきたから、アクリルケースで再度、台湾ギガバイト社のマザーボードを選んで、4CPUにして、そういう研究を? そんなことがテーマになるのか? まあ、そうでしょうね。
3.7 つまるところ、わが国が実効支配されても、だれもがみんなぁ「仕方ないですよ」と言うだろうから、その時こそツオイエの出番。知っての通り、元船長もツオイエ(インド哲学・学徒じゃってさ)も東アジア諸国語については、堪能だから、通詞として活路を見出すのが最良。
3.8 インスティチューショナル・リポジトリ~。
 「ばかばかしい、そんなの葛野でやってるよ」
 「個人でしょう?」
 「アホか、個人も組織もデータベースはニュートラル。それに、そんなの90年代のスタンフォードでやってたよ」
 「いやいや、新しいカタカナで表記するのが、新規研究なんですよぉ」
 「けけけ、猿じゃね」

4. というわけで、新たな研究テーマぬきで、復興華南2008、はたして復興するや否や。
 三人は延々と二時間の謀議のあと、中書島駅頭で密かに散会していったのでした。
 別れの合い言葉は「春に葛野で会おう」だった?

(*)復興華南とは、「復興」が復興突厥の故事により、「華南」は昔「カナン96」とカタカナ表記していたのを憎み、ついにはなんとなく大陸っぽい、復興華南となったしだい。本年復興すれば、復興華南2008と、多少はグローバルな西暦を用いたことが、また憎むところになりそうだ。しかし、復興華南紀元二千七百~としても、だれにも分からなくなるだろうから、憎みながらも2008とするのが妥当か。いや、2008と四桁表示するのか、08とするのかでまた悩む。気がついたら3K問題に出くわし、それなら初めから四桁表示がよかった、となるだろうからな。先の長い話だ。

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