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2007年12月31日 (月)

小説木幡記:2007/12/31(月)今日は思い出

大晦日
 過ぎ去ったことは、とりもどせないのだから、考えてもどうにもならないことなのだけど、まだ生きているから、先日の、先週の、先月の、今年のこの一年を思い出して、しるしておけば、来年のなにかのヒントになるかもしれない、と大晦日の午後、家の中が静かになったとき、思ったのです。

 さっきから風林火山総集編を録画しています。ちらっと観たらひきこまれそうになりましたが、今は今年最後のこのMuBlogを書いて、少し眠って、夕風呂にはいって、夕食いただいて、NHKの紅白歌合戦というレトロな番組を観ながら、年越しそばをたべて、終わりとしましょうか。

 年例(としなみ)の大晦日祇園八坂神社詣でや鍵善の葛きりはちょっとお休み。いえね、今年はなにもしないでじっとしていたくなったのです。ぼんやりするのも、一番の贅沢、素戔嗚尊(すさのおのみこと)さんに挨拶するのも、葛きり黒蜜でいただくのも、心身活発になったら明日以降に行きますよ。たまには自分で決めたことを自分で破るのも、なんか不良になったみたいで、楽しいじゃござんせんか。

 MuBlogは記録物だから、この一年振り返るなら1月から順に観ればよいようなものですが、それも決まり切った手順に思えたので辞めましょう。

葛野図書倶楽部2001、激動でした
 お正月はTVドラマをみたり、御馳走や、お餅をたべてうまかったです。
 しらないまに三月になって、倶楽部2006年次のお見送りを伏見の「月の蔵人」ですませました。

 この2006年次倶楽部はいろいろ盛りだくさんあって、思い出したいことと忘れたいことが一杯あって、複雑な年次でした。そういうことも、沢山の人達と一緒に何かするときは、あるものです。しかし事実は記録しておきましょう。2006年次幹部は全員昨年の秋に隠居して、以後は代わって現2007年次が今日までやってくれたわけです。
 今年はそれに合わせて、秋に2007年次はみんな「公卿」待遇になって、現在は2008年次がだんだん貫禄を付けてまいりました。以前と違うことは、公卿は朝廷にちゃんと出勤するわけです、どうです、よい趣向でしょう。

 本当に、小さな倶楽部ですが、毎年毎年変化がはげしくて、おもしろいというか疲れるというか、楽しい倶楽部活動です。そんなことをこの月の中頃に考えていたら、ちょっとした縁で初代の二人と連絡があって、あれあれというまに新年会を持つことになりました。後で聞いてみたら、参加は1ダース程度の予定らしくて、一代、二代、三代年次とおなじみの伏見に集まるらしくて、来年が楽しみです。
 局長年次は丁度西暦年の末尾に重なり、初代局長は2001年次、来年の新局長は八代になります。

桜舞う、余狂う
 話が不意に葛野図書倶楽部2001に飛んでしまいました。このことは来年の三月にまとまとめておきましょう。
 それで、春3月下旬から4月にかけて、例年の桜狂が始まりました。今年は、京都府の南部井手町の桜が印象に残っています。もちろん広沢池近くの佐野桜も良いものでした。ああ、そうだ、倶楽部員数名と広沢や大沢池の桜を観に行って、中の一人が佳い写真を一杯撮ってくれました。居たのは副長2007、一番隊長2007、三番隊長2007だったはず、記憶が妖しい。
 この春先は体調を壊しましたね。こういうこともままあるものですが、医者にも行かず入院もせず、まだ生きているのだから、しぶとく生きていると言えましょう。

PC自作:涼夏2007PC
 途中経過をすっ飛ばして、あれは6月末からでしたか、久しぶりの自作PC、涼夏2007PCを作っていました。アクリルの透明ケースに当時(もう、古い話)新鋭のCPUやマザーボードをかき集めて作りました。この記事をMuBlogに載せたところ、なにか想像以上にウケまして、アクセス数の半分は涼夏2007PC関係でした。不思議です、本当に一体だれがアクセスするのでしょう。

夏の論文専念
 夏は、論文書きに神経をすり減らしました。昨年2006年は『萬葉集の精神』の分析で、当初から相当に難しいと分かっていたので、諦めながら専念しましたが、今年2007年は『現代畸人傳』という比較的読みやすく分かりやすい物だったので油断したわけです。
 ところがこれがいわゆるエッセイに近い文明評論なので、Muのそれまでの方法論では歯が立たず、一時期は停止することまで考え込みました。つまり純粋の学術図書や物語や、あるいは編年体のものは、時系列を持つから内容の流れを把握しやすいわけです。

 『現代畸人傳』は、比較的『日本浪曼派の時代』に近い列伝体で、しかもエッセイなので鍵になる人物から、別の人物に移るのが連想なわけです。Muの方法論では、連想のリンクを丁寧に分析することをまだ用意していなかったわけですね。
 ということで、今年の論文は思いは8割あったけれど、出来上がったものは日頃の5割となりました。まあ、こういうこともあるわけでして。
 その失敗を、来年生かせるかどうか~、うむむ。

我はロボット
 秋になって、突然ロボット狂いが始まりました。今は、プチロボXという二足歩行タイプと、(ネット・)タンサーボーグというセンサータイプの二台が葛野研で寝ころんでいます。両方とも、組み立てることについては、終了したわけですが、動作を組み込むスクリプト(台本)を作るのが、まだです。
 一つは、やり出したら止まらなくなるから、一つは大学の校務が多すぎて悲鳴を上げている状態で、清純な精緻なアルゴリズムを考えられないという、自信のなさからですね。
 また、来年ということでしょう。
 つまりは、少年司書ロボ0~1号を、生んではみたが、育てることが出来なくてと、まるで若い人達と変わりませぬ(邪笑)。

鉄道模型・ジオラマの世界に埋没か
 それと相前後して、「昭和の鉄道模型」にこりにこりだして、来年の「未来の図書館を造ろう」科目では、筆頭にあげる教材となってしまいました。図書館を、環境全体の中に配置して、ディジタル情報一辺倒ではない「館」としての未来を約束するような、壮大な思想背景のもとに始めました。しかし、なにからなにまで下手な工作老人、屯所のそこら中に発泡スチロールの削りカスが細かい雪になって舞散らかっておりまする。

 これがまた、欲張りと言いましょうか、小さなボードにメビウスの輪みたいなレールレイアウトを設定したものだから、複雑怪奇な三次元模型となって、今はやっとトンネルの穴が貫通しただけ。アクリル絵の具や刷毛やボンド布や地面にまく粉など、大体そろえたのですが、進んでおりませぬ。
 電動ドリルなんて、買って一回使っただけです。さすがにハンドソーは買わずに、手動糸鋸にしておきましたが、この糸鋸もスチロールのブロックを切るのに使っただけですなぁ。

 と、愚痴っぽくなりましたが、まあお待ちあれ、Muは本当に昔工作少年であったと、自分に感心しております。というのは、激しい勾配もなんのその、聖トーマス君が三両編成で自由に走れる複雑怪奇なレールレイアウト原型だけは、なんとか作ったのです。後は山や池や断崖や、保津川下りや愛宕山をカッターナイフでごりごり、時々調子がよいとシュパッと切り裂き、ボンドで貼り付け、色塗りです。ふふふ。

一杯忘れましたぁ、日曜作家
 こうして振り返ると、MuBlogに書いたわりには、思い出せません。そうなんです、風林火山も思い出せません。それでよいのです。難しい本も、思い出すのは「心の社会」くらいでしょうか、これは一ヶ月かかりました。しかし、それでよいのです。脳には容量があって、余のごとき小脳男には、すべてを理解し記憶し、次に生かすのは無理なんです。

 あっつ、日曜作家! これ、忘れていました。
 現在『化石の村』を連載しています。夏頃までは純粋小説『夜麻登志宇流波斯』をまとめておりました。
 だから、流行作家には及びませんが、結構書いた一年でした。『化石の村』は平成19年度末(2008.3)までには完成することでしょう。
 問題は、その後が空白なわけです。一応、想は練っているのですが、なかなか集中することができないで、ぼんやりと「書けるかなぁ~。詩の泉が枯れたらどうしましょう」と不安に包まれております。多分、『化石の村』が大団円を迎えたら、後は次作『湖底宮』の初稿を一気呵成に書き殴ることでしょう。そういうもんです。だってね、日曜作家、そんなにプロなみに書いたら、それこそ玄人裸足(くろうとはだし)、小説界が混乱するじゃぁないですか。

今度また明日物語
 思い出話は、これでよいでしょう。明日は、心身気持ちよければ、2008年の豊富を述べてかざって、MuBlogのページ埋め草にいたしましょうぞ。
 読者のみなさん、来年もまた来てください。
再見。

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コメント

いよいよ年越しの時間が迫りつつあります。

私は年越し蕎麦の用意をスタンバイさせながら、紅白歌合戦を見ています。
後半戦最初にGacktが登場するので、
それが楽しみです。

Muさんのブログにまた来年もおじゃまいたしますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

よいお年をお迎え下さいませ~。

投稿: 伽羅 | 2007年12月31日 (月) 20時07分

毎度、伽羅さん
 ほお~、年越しそばですか、なかなかにネイティブな生活のようで、安心しました。
 最近は、いろいろな老若男女が、Muの考えるような生活とはずれているようで、特に未知の人には話すことなど、用心深く接しております(笑)。

 さて、そろそろ、ガクト大聖君のご降臨の時間です。Muも楽しみにしております。
 どんなコスチュームなんでしょう、それに歌は、合いの手で「む、空しい~」とかは入らないとは思いますが、「ぅうんは~天にあり」くらいは出そうですねぇ。
 迫力ある歌を楽しみに、観ております。

 そうそう、この瞬間は全国的に、さだまさし、誕生日でした。

投稿: Mu→伽羅さん | 2007年12月31日 (月) 21時11分

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