小説木幡記:2007/12/01(土)十二月にはいった
今日はもう1日、12月です。師走(しわす)といって、先生も走り回る月らしい。季節月は昔と今は違うようですが、Muは春が3、4、5で、夏が6、7、8、秋が9、10、11なので、冬は12月から来年の1月、2月となります。
冬になると大晦日が近付くのであれこれと楽しみながら人生・心の決算をします。今年から来年にかけてはいくつもの心つもりがあるわけですが、まとめとか、新たな試みとか、仕上げという言葉に身が踊ります(ひとり踊りですね)。ともかく、いろいろなことを形にしていく計画をいま、着々とすすめております。
1.日曜作家(探偵司書:小泉佐保シリーズ。「化石の村」が好調です!)
2.平日鉄道ジオラマ工作(嵯峨野図書館鉄道)
3.平日ロボット工作(少年司書ロボ)
4.日曜古代史研究者(卑弥呼探し)
5.夏休みだけ専門研究者(文章構造分析)
6.平日平凡教授(あれこれ)
7.葛野図書倶楽部2001最高顧問職
こうして列挙してみると、そして批判的にみてみると、「一体、あなたは何をかんがえておるのですか?」「専門性が希薄ですね」「こんなに分裂した人格で、学生指導ができるのですか?」「一体、いつ研究しているのですかぁ? 夏休みだけなんて、小学生並じゃないですか」
だから、12月に入るとお尻がこそばゆくなって、「ああ、駄目だ、これでは人生が駄目になる」と悩みだし、来年こそはそれぞれの成果をだして、胸はって心入れ替えて「いざ、いきめやも」と、雄叫びはあげないが、ひとりぶつぶつ呟く、そういう毎年だった。
ところで実は、この7つを全部こなして、そこに新たな「専門性」を打ち立てる企図があります。それがMu新世界。これを全部マスターすれば、世間は穏やかになり、人心は静まり、世界に騒乱は消え、地球は蒼く清浄な宇宙に溶け込むのです。
なかなかに、新たな考えをまとめあげるには、苦労がつきぬものです。
さて、師走、心込めて日々を生きましょう。
| 固定リンク
「小説木幡記」カテゴリの記事
- 小説木幡記:楠木正成のこと(2013.06.07)
- 小説木幡記:腰痛と信長(2013.05.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
間口広い人生、素晴らしいですねw
Muさんの間口の広さには
健全な精神の広がりというか、
視界の広い安心感を覚えますねぇ。
深く掘るには間口を広く掘らねばなりませんし、
深く掘れば掘るほど、自然と間口は広くなるもんです。
~この7つを全部こなして、そこに新たな「専門性」を打ち立てる企図があります。
それがMu新世界・・・・~
来年はそれが垣間見えてくるのでしょうか・・・
Muワールドの今後の展開がますます楽しみです。
投稿: 伽羅 | 2007年12月 1日 (土) 11時19分
今晩わ伽羅さん
間口はやはり狭いです。
スポーツ、芸能系、エンタ系がないですね。おおそうだ、NHK大河ドラマがありました。
あと強いて申せば、PC自作系、グルメちょっと系、特権的文藝系(つまり、だれもよまない特殊文藝論説系)、瞬間睡眠系、ドライビング系(車好き)が間口に入りますね。
よく考えると同時期にそれら全部は無理のようです。数ヶ月単位で順番にめぐってきます。
今は、ジオラマ系が好みなので、年明けには別のものがMuBlogを飾ることでしょう。
全部に共通していることは、お金がかからない、一文の得にもならない、時間はたっぷりとります。
投稿: Mu→伽羅 | 2007年12月 1日 (土) 21時07分