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2007年11月21日 (水)

昭和の鉄道模型をつくる(10) ミニ手動ポイント(PL140-30)

承前:昭和の鉄道模型をつくる(09) ストレートレールとカーブレール(レール三昧)

10:ここまで完成(~10号)

10:ここまで完成(~10号)

10:絶妙の外周レール
 ようやく10号までそろいました。ここまで来るとレール・レイアウトも完全になって、それらしく電車が走る雰囲気になってきました。
 ええ、もちろんこういうレイアウトは簡単にみえて、10号までの情報で組み上げるのは余程の熟達者か、数学的に空間を自在に操れる人以外は無理でしょう。
 私は、このレールを敷くのに結局、次次号12号の記事をこっそり先読みして、組み上げたのです。綺麗さっぱり、すべてのレール部品が所を得ました。余りなし!
 思えば、よくこんな微妙なレイアウトを設計なさったものですね。
 (最近、PCを利用したレイアウター・ソフトを手にしました。それを使うと、画面上で組み上げていけます。しかし、難しいことに変わりはないです。ソフトの操作じゃなくて、どんなレイアウトを想定するかという問題です)

10:部品と工作

10:ミニ手動ポイント PL140-30
10:手動ポイントの裏側
10:完成したポイント(レール分岐点)

 今回の部品はレールの分岐点、ポイントでした。次号で、これを手動から電動にする仕掛けが付いてくるようです。この手動ポイントの詳細は写真をクリックされればメモがあります。多分、現実のポイントもこういう仕掛けなんでしょう。最初の鉄道が出来た頃、よくこういう仕掛けを思いついたものですね。二本の線路を重い機関車が、さっと別の線路に移るのですから。
 想像したのですが、こういう仕組みは鉄道が生まれるまでは、人類史のどこにも無かったのではないでしょうか。ゼロから想像したのか、なにかが自然界にあって、そのアナロジーだったのか。人類はすごいものです。

10:AtoZ:レイアウトのプランニング

10:AtoZ:レイアウトのプランニング
 この世界では、線路をどのように敷くのかということを、レイアウトと呼んでいるようです。一般に、そこに景観がきっちり組み込まれるとジオラマと呼ぶようです。
 小さなNゲージ世界(例:40センチx60センチ)に、どのように線路を敷いて建物や山を組み込めば、臨場感がたかまるのか、奥行きの深い模型世界が創られるのか、そういうことの原点にレール・レイアウト設計の楽しさがある、そんな記事でした。
 初心者は、適切な参考図書を読んで、事例を知らないと、なかなか設計出来ないようです。私も、そう思いました。

10:昭和の鉄道模型を作る

10:昭和の鉄道模型を作る
 <TETSUMO(鉄模)の達人>は、ライブスチーム(エンジン)、つまり蒸気機関車だった。名古屋で鉄道模型ショップ「ケン」を開いている駒田健(60)さんが幼稚園で子供達を乗せて走っている写真があった。私が興味を持つジオラマとはおもむきが異なりますが、水を沸騰させて蒸気をため込み、細い管から吹き出させてその力で軸を回すという蒸気機関、それは夢のような世界です。燃料は伝統的に石炭が多いようですが、木炭であれアルコールであれ、プロパンガスであれ、水を湧かせればよいということになりそうです。
 実はこういう話は、私も以前から見聞きしてきました。名古屋市の北の辺りで「欠伸軽便鉄道 弁天ヶ丘線」も走っています。こうなると、オモチャとか模型とは思えません。デザインがどれだけディフォルメ、自在に変形されていて、漫画チックになっていても、蒸気で汽車が動き、電気で電気機関車が人を乗せて走るのですから、驚嘆する技術だと思います。
 <駅ものがたり>では昨年撤去され保存された「赤い三角屋根の国立駅」の話でした。立川と国分寺の間の駅だから、国立とは、当時の人も愛嬌があるというか、ふふふの世界です。作家の山口瞳さんが駅からのびる幅44メートルの「大学通り」を「日本一美しい大通り」と誉めたそうですが、その起点になる駅は今、どうなったのでしょう。
 <鉄道廃線跡>は、信越本線碓氷峠区間のラックレール使用「アプト式」坂道登坂工夫跡の記事でした。この碓氷峠(うすいとおげ)の線路は、1000メートルあたり約67メートルの高低差があって、普通では上れないようです。廃線前には2両もの電気機関車で特急「あさま」を押し上げる方式になっていたようですが、私はラック・ピニオンという歯車の方式を用いたアプト式にとても興味があります。最近、鉄道模型の知り合いにうかがったとき、Nゲージでもアプト式があると教えられて、小躍りしました。

10:未来の図書館、過去の図書館
 図書館は、郊外か、町中か。こういうテーマを考えてきました。
 ジオラマを造る場合も、このことを忘れてはなりませぬ。

 もちろん、昔の評語「ポストの数ほど図書館を」を思い出すと、郊外か町中かの論議よりも、そこら中、コンビニ並みに図書館を、が普通の考えかも知れません。
 ここでの話は、赤いポスト図書館ではなくて、郵便局で言うと本局、拠点になるような、しっかりした図書館を、予算集中型でつくるとしたら、どちらがよいかという話です。

 現在の私の想定では、嵯峨嵐山嵯峨野あたりのジオラマですから、当然図書館はおそらくJR嵯峨嵐山駅、つまりトロッコ列車の始発点あたりにくるわけです(笑)。もちろん、嵐電(京福電鉄)の嵐山駅近所でも良いわけです。そこなら天龍寺境内にでっかい駐車場もありますから便利です(ただし高額です、終日千円ですから、図書館利用者の割引無料化などを交渉しなくては)。

図書館の立地(Mu近未来図書館葛野研究所案)

(京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町)

 ここで郊外図書館、町中図書館の論議を交えると若い読者が、辛気くさいと逃げ出すので、それは後日。要するに、嵯峨嵐山あたりが郊外なのか、町中なのかという論議が先にくるわけです。しかしそれも後日。まだまだこのシリーズは終わらないのです。

 過去の「情報図書館学」での設計仕様には、コンセプトとして「鉄道列車図書館」「観光地図書館」「歴史図書館」「温泉図書館」などがいつも人気を博しているので、当研究所でも、これらの複合図書館を目指しています。すると、全国くまなくさがしても、この嵯峨嵐山ほど最適な土地はないのじゃないかと、私はひそかにほくそ笑んでいるのです。もう、コンピュータの、webの、インターネット、ディジタルテキストなどと古くさい概念は捨てましょう。図書館は、生涯をゆたかにする公共機関でなければならないのです。マシンそのものでは、人生を救えないのです、諸君! インターネットなんかは、図書館に電気がついてトイレがあるくらいのノリで設計しましょう。
 (つまり、ウリになるのは、温泉湯煙足湯図書館! それこそ大切なのです。嵐山には本当の温泉があるって、諸君、知ってるかぁ?)

 館内地下ホームからトロッコ列車にのって、ガッタンゴットン、ゴトゴト走る列車で惨劇のミステリー読書、ふと目を外に向けると、おお、謎の保津峡・川下り船が迫ってくるぅ~。
 「Mu近未来の図書館ジオラマ」、ますます、現実性が高まってまいりました(爆)。

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コメント

嵐電、保津川渓谷、トロッコ列車、いいですね~。
私もこの秋の初めに嵐山へ行きましたが、
時間の都合でトロッコ列車には乗れませんでした。
もう紅葉がきれいでしょうねぇ。

鉄道ジオラマ、頑張って下さい!”

投稿: 伽羅 | 2007年11月22日 (木) 20時23分

まいど、伽羅さん
 鉄道ジオラマ、これは先が長いですね。
 いま、これを眺めてじっとうっとりしていることが多いです。「人間」とくに「男」はこういう世界を眺めて、なにを考えているのでしょう?
 自問自答の結果は、うまく言葉に表せません。多くの「女」が人形を見つめて、何を考えているのか、想像できないのと、同質と思います。

 嵐山、嵯峨野あたりは、Muの幼稚園前から、大学卒業までの間、地元、散歩道でした。

追伸
 御記事で、ガクトと美輪明宏のことがあって、うなずいておりました。「義経」の時に美輪さんがでていて、その時の声調がガクトさんと、少し似ておりました。

投稿: Mu→伽羅 | 2007年11月23日 (金) 04時04分

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承前:昭和の鉄道模型をつくる(10) ミニ手動ポイント(PL140-30) 11:ここまで完成(~11号)  前にも記したのですが、ここでレール・レイアウトの全体をお見せするのは、嘘なのです。このシリーズでは、まだレールを接続する時期ではなくて、電動ポイントを完成させる時期なのです。次の12号と13号とで、ジオラマ(レイアウト)の基盤が用意され、そこに微妙な曲線を持ったエンドレスなレールを敷設する... [続きを読む]

受信: 2007年12月 3日 (月) 03時27分

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