小説葛野記:2007/11/13(火)ほっとした夕方の葛野研
五時を過ぎてようやくほっとしたところで、鉄道模型記事を記そうとしたのだが、さすがに極早朝から種々手をうごかしてきたので、いまやぐったり、ほっとしよう。
しかし、明日も明後日も授業と会議、しかも強烈に重い会議が重なるので、鉄道模型も少年司書ロボも卑弥呼の墓も、近江宮跡も渡来人も、読書感想文も、書けないねぇ。そうそう、それにMuBlog アクセスも今夜あたりキリになりそうだし、……。なかなかに、貧乏暇なし。
というわけで、ふたたび、ほっとしよう。次々と、次の予定をロボット的にこなすのは、しんどい。頭も目も肩も手も、そして神経も、疲れる。
有能な人とか、成功した人は、きっと襲いかかる懸案を、つぎつぎとちぎっては投げ、投げてはちぎって、こなしていくのだろう。
余は、これでよかろう。
と、ふぅ~と意識が遠のいていくような、実に安楽というか、気持ちがよい。この、ぼんやりがなければ、どれほど人生が辛かったろう。いやいや、辛いけど、お金もないし暇もないし脳もないし、でも生きておる。だから、この意識消える直前のようなあえやかな心象風景を大事にしよう、ぞ。
ところで。
今日は、だいぶ仕事がはかどった。二科目の来週用の講義資料も完成した。だんだん、あっさりしたものになってきていると自画自賛(それでぇ~ですか、センセ!)。おお、そうだよ。大切なことだけを、ちゃんと伝えればそれでよし。と、思ったのだが。授業は生き物。どんな風になるのか、楽しみだ。ふふふ。
(いや、ごく普通の授業です。それを近頃めざしているのです。淡々と)
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