小説木幡記:2007/11/05(月)雨でした
今日は午後遅くに雨になりました。夜雨になったので、秋雨という風情はなかったのですが、ますます秋らしくなってきました。
今日は午前中二つの授業をしました。頃合いの出来具合でした。日頃充分準備はしていくのですが、大抵はその通りになりません。機器の不具合とか、喉のかすれとか、学生達の意外な反応とか、ほんとうに現実世界は生き物です。でも、頃合いでよかったです。マズッタ、と思った日は、終日胃痛がします。本当です。
午後は、以前から発注していた図書の入荷がありました。と、そう書けば終わりなのですが、それほど急いではいないが確実に欲しかった図書が午後すぐに着いたと知らされて、半分喜び、後の半分は「もっと、急いでいるのは! まだなのか~」と、無関係な秘書さん達に当たり散らしました。「早く、電話してください!」と言ったのです。
そう書けば、秘書さん達を勝手に使役するひどい教授とおもうでしょうね? そうとられてもしかたないのですが。実は、あはは、電話かける勇気がない、つまりまったくめったに電話しないから、恐怖。さらに、人様にクレームをぶつけるなんて、そんな野蛮なことはしたことがない。だから、慣れた人に頼んだわけです。
ところが。
まさに、秘書Aさんが電話をかけようとなさったとき、別の秘書Bさんが曇ガラスの人影をみて、「あら!」。まさしく、あら、でした。担当の方がわざわざ図書を持参してくれたのです(営業日ではなかったのです)。狂喜。
そのあと、落ち着いて授業の準備に入りました。それも一週間先の今日の授業科目でした。物事が発生した時点で、たたきつぶす! これが人生の極意なのです。さすれば、後は寝て過ごせるのです。あははは。長生きしそう。
そんなこんなで、いつもの時間、いつものように木幡に帰り、いつものようにワインを飲んで夕食でした。
もう、寝ようとおもったのですが、助勤の一人から水曜日授業の細かなスケジュルがメルで届いたので、それをあれこれ眺めてから、白河夜船状態にはいるつもりです。
と、秋の夜長の読書~などもよいのですが。
残念ながら、四季をとおして、夜はすぐに眠ります。
ではまた明日。
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