小説木幡記:2007/10/31(水)風邪と葛根湯と日々
1.やはり風邪なんだ
昨日は授業と会議がなくて、講義準備や思考にあてようと喜んでいたのだが、残念ながら一難去ってまた一難。頭痛がしてきて身体がだるくなって、ぼんやりしてきた。要するに風邪だったと診断。
木幡帰還後、葛根湯をのんで夕食についたなぁ。きしめんみたいなパスタというか、カルボナーレとかなんとかむつかしい言葉が飛び交った。サラダがことのほかよかった、酸っぱい系。
と、思ったら眠ってしまった。多分20:30には白河夜船(注:この意味はしるさないが、もう古語なのだろうか。余の最近の文章を、誤植刈していると、ものすごい古語が並んでおるな。全部高校時代の漢文と古文と現代文が資源だ。昨日は、小兵なりといえどサーボモータが9つ、なんて書いてあったが、これは多分「こひょう」と読んで、おそらく出典は平家物語の高校教科書だと推測~。つまりな、わが国の今はしらないが教育内容は小中高まででも、相当に深く広いものだと感心した)
で、起きたら午前4時だったので、さっそく小説木幡記、記すなり。葛根湯はよく効くようで、頭痛は無くなっていた。
2.昨日百万遍の葛野娘ら
昨日朝はハードディスク格納方式のSONYのビデオが、不調だったので珍しく「修理」に出した。だいたいどんなものでも修理に出す前に自分で直すものだが、こればっかりは(精密機械だから、手を出せない)しかたなく、百万遍近くまで走った。取りにきてくれると連絡はあったが、余の時間あわせがむつかしかったので、あっさりRSで走った。ベテランの、余担当の葛野娘さんに、故障の病歴をるる説明し渡した。理解の深いひとなので安心して渡した。
一般にハード・フェッチなので、無理解な人やただの修理業者には預けない。どんな扱いされるかわからないから、自分で直したほうが気が休まるから。
帰ろうとして、事務所を覗いてみたら時間帯のせいか、二人の別の葛野娘さんらがせっせとマシンや電話相手に朝から仕事していた(まあ、仕事は朝からする会社が普通だな)。当然だが、顔見知りだから挨拶して、様子を聞いてみた。元気そうだった。余の聞く話はたった一つ「貯金、貯まったかな?」あはは。
あ、もう一つ。
「でな、いくつになったぁ?」
「先生、ひどい~」
「照れずに、おしえなさい」
「はい、○○ですぅ」と指サイン
「おお、まだ若いのう」
三人とも、それぞれ微妙な年の差はあるが、20代半ばを過ぎてしまったから、卒業してだいぶ経つ。いまどきそれだけ同じ会社にいるというのが、余は嬉しかった。
ついでに(爆)、社長にも挨拶しておいた。
忙しそうだった。すでに20年来のしりあいだが、相変わらず、ゴルフの接待もないし、マージャンの誘いもないし、焼肉接待すら、そういうことは一度もない。まあね、余に「ご家族沖縄旅行」クーポンをプレゼントしたとしても、せいぜい数年に一回のSONYビデオ発注程度しかないからぁね。
あはっは。
ふと振り返ると、余の方こそ、この15年間、社長を私費接待すべきだったかと、思った。
葛野にもどって、あらためて、そう思った。
3.本日定食
朝授業ひとつ。
次に会議一つ。これは大会議の準備にそろそろ入る。
午後は、溜まっている授業準備。
そういえば、研究読書も、娯楽読書も止まっている。読書は時間もとるし、体力知力も必要だ。
昨日午後は、論文の校正をしたが、自己ミスは数カ所あった。章題には「分類項目」について、と書いたのに、その本文では「分類内容」といくつもなっていた。なんだか、自分が信じられなくなったわい。
と、それが研究読書にも充当されるな。自分の書いたものを読んで、自分で納得したり、ケチをつけたりと、余は物事を有効に使っている面が多々あるのう。
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