小説木幡記:2007/10/03(水)風邪ってこういうことなの
実は、あまり病気しない。持病以外は。
入院したのは中学生の時の虫垂炎手術で一週間だけだった。この十年は医者にも行かない。主義主張があるわけでもないが、いろんな諦めが先立つからだ(笑)。できれば病院では死にたくない。畳の部屋でサイナラしたい。だから、わざわざ無理して医者に行かない。
医師キラーなのかも。
国民全部がMuみたいになったら、病院も医院も医学部も潰れる。
ただ、心身頑強ではないから注意深く生きてはいる。暴飲暴食はしない。激昂して脳出血になるのはいやだから、むかっ腹が立ったら、心中でひと言罵声を浴びせて、そしらぬ顔して葛藤場面から逃避する術を訓練してきた。だんだん、上手になってきた。
よく眠るようにしている。場所柄もわきまえず、眠くなったら寝る。
あまり人とは付き合わない。葛藤をさけるためだ。ろくなことはない。
油物は取りすぎないようにしている。
毎日野菜ジュースを飲んでいる。
ハッカ油をデコとか首筋にぬって、脳を活性化している。
(脳が活発だと、病気になりにくいという、Mu流の託宣)
そんなに長生きして、どうするの?
やりたいことが一杯あるから、簡単に死んでたまるか! という気力が湧いてくる。
だから、生きている。
内気に見えて、弱気に見えて、優しく見えて(笑)、本当は全身総攻撃体制にいつもある。それが余の生なのだ。
常時戒厳令ちゅうか、臨戦態勢にある。しかし無闇に戦争はできないから、工作したり、MuBlog書いたり、熱心に仕事して、攻撃性を鈍麻させている~ような、雰囲気。
(嘘かもね。気弱な人間の妄想なんでしょう)
↑
今日の食後、部屋を真っ暗にして、上記のようなもろもろを木幡記に記そうと、うつらうつらと考えていた。
実はめずらしく風邪をひいた。
昨日は終日起き上がれなかった。風邪の症状は、人体のなかでどのようなメカニズムなのかと、思いをめぐらしていたが、分からなかった。だるくて、脳がふらふらした。
分かったことが一つ。
今朝の授業中、うまれて初めて経験した。あらゆる映画や小説や人の話で聞いては来たが、経験は初めてだった。つまり、
「声が出せなくなった」
マイクがあったから、なんとかこなせたが、「声が出ないというのは、こういうことなのかぁ~」と、心底驚いた。事件は、160数名の登録学生名を、全部読み上げていたときに起こった。毎回そんな無謀なことはしないが、節句節句にはきっちり「名を呼んであげる」わけだ、名も無き学生達には功徳なり(爆)。
数秒間だったので、なんとかこなしたが、まるで呼吸が出来なくなった、そんな感じ。呼吸困難については昨日鼻が完全にふさがって、口で息をするという苦痛にあえいでいたので、想像できた。
ともかく、帰還して食事して風邪薬を飲んで、暗くして一時間横臥したら、楽になってきた。
小説木幡記を書けるのだから、まだ大丈夫なのだろう。
明日は授業が二つ、重い会議が一つある。
授業をしたくらいで、会議に出たくらいで、風邪なんかで、死んでたまるかぁ!
と、ふてくされてまた横臥しよう。
寝る子は育つ。
全国のお医者さん、今度もさようなら。
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コメント
(寝る子は育つ)
寝るにも、体力がいるんですってね。
子どもがよく寝るのは、体力があるからだと聞きました。
Muさんにも、体力があるんでしょう(笑)。
でも、風邪は万病のもとと言いますから、お気をつけになってください。
投稿: wd | 2007年10月 4日 (木) 13時37分
変わったご意見ありがとう。
Muの眠るには、夢かうつつか状態、すなわち半睡が多いので、これは体力に無関係ですね。
つまり、部屋を暗くして横たわる状態で、「眠る」と規定しています。
ともかく、万病のもとというのは分かりますから気をつけています。
投稿: Mu→Wd | 2007年10月 4日 (木) 16時11分