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2007年9月25日 (火)

葛野の朽ち木

朽ち木

Mu462d2052 研究棟前に木が倒れていた。化石のようになっていた。なにかの原因で倒れたようだが、珍しい光景だった。木とか林とか森は好きだから、葛野中が森になればよいと思っているが、こうして見てみると、木を育てるのも大変だと想像した。近寄ってみると、中はがらんどうになっていた。以前から枯れていたのだろう。なにも気がつかなかった。ただそこに立っているだけで安心していた。木には安定感がある。それでも、いつかは横になる。生きているということの証なのだろう。生死をながめてよい朝の風景だった。(2007/09/25(火)記す)

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