京都駅の透明エレベータ
京都駅の透明エレベータ
この6月下旬か7月上旬だったと思うが、新幹線を一年ぶりにつかった。朝、京都駅の構内を歩いていると、透明な施設に気付いた。よく見るとエレベータだった。硝子なのかアクリルなのかよく確かめなかったが、いつのまにできたのだろう。新幹線はめったに使わない。じゃあ、飛行機かというと、そうではない。要するに旅行する習慣がまったくないということだ。だから、著名な京都駅でも内部に入るのはごく稀な機会しかない。
これを写真に撮っていて、私は「透明ものが好きなんだ」と実感した。なにかわくわくし、背中ががぞわぞわした。遠いいつの日か、透明アクリルで周濠付きの箸墓模型を作ってみたいと、気持が空に飛んでいった。
(2007年8月22の水曜日記す)
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