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2007年7月 5日 (木)

涼夏2007PCの自作 (6)CPU:Intel Core2 Duo Processor E6600

承前:涼夏2007PCの自作 (5)メモリ:A-Data社 DDR2 SDRAM PC2-6400 ADATA 1GB & Heat sink

1.CPU

CPU::Intel Core2 Duo Processor E6600
 自作PCの花形はCPUだろう。今回も、価格からして単価が3万円もした。高価な部品である。しかし、これが無ければPCとして態を為さない。中心となる、セントラル・プロセッシング・ユニット。そこで何をしているのかは、もう私は詳細には言えない。太古ならば、足し算と引き算をして、おまけとして掛け算割り算をする、そういう命令を解読して実行する、それで良かったのだが。
 畏友の話では、すでに事は分子世界に入っているようだ。で、このCPUはインテル社のCore2 Duoという。核が二つという名称由来の通り、CPUが二つ入っている。さぞ、高速になったことだろう。

2.CPUソケットとカバー

CPUソケット?(Intel Core2 Duo Processor E6600)
ソケット蓋をあけた(1)
ソケット蓋をあけた(2)拡大してみた
ソケット蓋をあけた(3)CPUを置いてみた

 昔(2004年頃)と比較すると、CPUに針がない。このことは、どうやら私が前作を公開した前後に産まれたソケットLGA775の特徴らしい。取り扱い注意らしいが、とくにマザーボード側がそうらしいが、私は無頓着にカバーを付けたままのCPU をソケットに載せて、ごにょごにょした。が、PCは動いている(笑)。こういうことも、多少相性があるのだろう。無頓着にと記したが、多分深層心理的には、そこらの荒っぽいお嬢さんの100倍くらいは物事を注意深く扱ったのだと思っている。だが、もう年季が入ってくると、そういう感触もなく、ただ、ごにょごにょして遊んでいた。

3.CPUの詳細

CPUの拡大(裏側)Intel Core2 Duo Processor E6600
蓋(MB)とカバー(CPU)とCPU
CPU鎮座せり:Intel Core2 Duo Processor E6600

 いつもはCPUを細かく見ないのだが、つまりセットしたらそれまでなのだが、今回はやけに、執拗に写真にとった。よほど、針のないCPUが珍しかったのだろう。一方で世界中そうなっているはずなのに、私にとっては珍しい経験だった。今後もピンなしCPUが続くのだろう。詳しいことは写真をクリックしていただきたい。

4.マザーボードにセット完了

CPUクーラー:空冷装置(フィン)
CPU・マザーボード・メモリ
 CPU というか、空冷装置をセットするのは、今回が一番気楽だった。以前は、なにかしらとまどった。大昔のでっかい、力のいる縦落とし込みCPU とか、やけにマザーボードとファンとが接触するものとか、……。いろいろあったが、今回は四隅の支え棒をマザーボードの穴にあてて、押し込むだけで済んだ。とは言いながら、空冷装置のアルミフィンと、マザーボードのノースブリッジ(北さん)との隙間は1ミリほどしかない。精度が高いというか、それとも、設計が煮詰まりすぎているというか、マザーボードのメーカーによっては、不運なれば、接触ないしつかえて入らない事例があるのかもしれない。要するに、インテル仕様にギガバイト社が正確無比に対応した、ということにしておきましょう。

 続きは、ケースの配線とりまとめについて一言。

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コメント

王朝絵巻かワンダーランドか

 スケスケの透明アクリル・ケース。
控えるはチェロ、コントラバスのRAID四重奏団。
綺羅、星の如くに居並ぶ家臣軍団、皆色とりどりの金糸、銀糸の錦の装束に身を固め。
天蓋の巨大な扇はそよそよと涼風を送り続ける。
やがて銅鑼が鳴り、いよいよ皇帝の登場。
その王冠には双頭の鷲が。
・・・・・

 古代大和の王朝絵巻を見るようであります。
あるいは現代のワンダーランドに迷い込んだようでもあります。

投稿: ふうてん | 2007年7月 5日 (木) 11時51分

ふうてんさん
 ところが、なかなか。
 RAIDやOSやらで汗がでます。
 実に単純なことなのですが、フロッピーディスクがあるかとか、CDが読めないとか、bootできないとか、本当にやっかいな代物ですね、現代PCは。

 まあ、なんとかやっておりますが、細切れ時間なので、かえってきたらプロンプトが立ち止まったママとか、さらにかえってくると、永遠の無限ループに陥っているとか。

 自作の醍醐味というか、ありとあらゆる現象をみることができます。それなのに、結局動くというところが、まか不思議(笑)。
 ごねてごねて、私を試しているようで、夕方になると、毎日泣き笑いしております。

 で、記事はまだまだですが、今年の涼夏2007PCは、無事、RAID1、つまり鏡記録という、じつにまことに手堅い手法で完成しました。
 しかし、USERからは、HDをそんな風に使っているとかは、ほとんどわかりません。

 それでよいのでしょう。にしても、今度のマシンは基盤、配線、色に充ちています。現代PCは、派手、地味、とりあわせて色っぽくなっておるようです。

では再見

投稿: Mu→ふうてん | 2007年7月 5日 (木) 17時55分

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受信: 2007年7月10日 (火) 00時53分

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