巻頭記事2007年7月10日
とりたてて変わった写真でもないのだが、今日の昼頃に窓から葛野の噴水を写してみた。雨上がりだった。まだ授業中らしく、人影はまばらだった。この光景をすでに15年は見ているのに、飽きない。若い学生達がうろうろしているのを、まれに上から眺めてきた。そこに学生時代の私みたいなのがいるかもしれない、ああいう友達もこういう友達もいるかもしれない。性別はこの場合、考慮しない。いろんな質や可能性をもった学生が、うろうろしている。それをみていると、なにかしら、にんまりしてくる。苦労するだろうな、楽しくやってくれよ、泣くのかな、笑うのかな、……。いろいろな学生達の未来を想像している。(2007年7月10日、記す)
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