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2007年7月26日 (木)

小説木幡記:2007/07/26(金)夏だな:時間湯水半睡耽溺

よく眠る
 昨夜は午後9時前に眠ってしまった。入眠儀式ゼロの約10秒速攻睡眠というわけだ。そのせいかさっき午前一時前に目覚めた。頭はすっきりしている。
 睡眠三時間はさすがに短くて、いつもならこういう場合、午前三時ころ再び倒れて六時ころ覚醒するのだが、急にMuBlogに向かってしまった。

 気力、体力がやや上向いてきたというのか、緩解したのだろうか。
 もう言うまい、語るまいとおもいながらも、言ってしまう。
 「ほんと、酷い一ヶ月でしたなぁ~」

 さて酷い一ヶ月、這々の体で登校し、夢遊病者、借りてきた猫のごとき会議出席をして、年季の手練だけで採点したわりには、こっそりと隙間時間を使って、別のなにかが進行していた。まだ完全じゃないので、記事一本を建てることはしないが、ふむふむと、満足である。

 内容は、Linux話。これでまた(全員)文系学生や従来読者のMuBlog視読率がぐっと下がるのが目に見えていても、記しておかないと忘れる。
 にしても、鎮痛剤で半睡状態なのに、手だけが動きCDが装填されて、HDがまわり、KNOPPIX(Linux のドイツ系か?)が動く。余も、この世界も年季を積んだせいか、遊び気分でできるようになったんだ(長生きするものだね)。

 なんとなく今の余は、いわゆる積年の文学老翁をはなれて、というか別人格になって、マンガも含めて読書はしない(出来ない状態かな)、音楽も聴かない、ひたすら涼夏2007PCにすがりついている状態だ。そうさな、たとえは悪いが(笑)、荷風さんが四畳半の部屋に入り浸ったような状態で、悪マシンの深情け、日曜作家も忘れ、邪馬台国探しも忘れ、抽象的論議からも遠く離れ、世間の動きにも無関心になり、涼夏世界にどっぷり嵌りこんでしまっておる。
 と、自己分析するくらいには、まだアイドリング正常。

Linux新世界
 Linux、そう。時間の合間に涼夏や木幡黒マシンに導入しだした。
 RedHat系、Debian系、全部で6種類くらい試している。しらないまに1CD-Linuxというのが普及しだして、CDだけで起動して、ほぼ完全な状態で使えるから、Linuxの殆どの系列を試すこともできる。

 今のところ、半睡状態で完全インストールして完動しているのは、木幡・黒PCの「ubuntu」という、アフリカの言葉がブランド名になったものだ。280GBほどハードディスクを占有して、「上海」が動いておる。
 葛野研は、隙間時間インストールなので、やや不完全にFedora7(ヒュードラ、と呼ぶのか?)が、涼夏の三機目のハードディスクを320GBも使って快適に動いておる。しかしいつか話すが、どうにもFedora7のネット関係がまだ駄目なんだ。月内にネット関係が正常化しなければ、またとっかえひっかえ1CD-Linuxを試して、うまく行くのと入れ替えるつもり。

 十年ほど前に、TurboLinuxというブランドに一年間程度のめり込んだ。やめてしまったのは、そういう世界にのめり続けるだけの余力がなくなったからに過ぎない。それと当時は、windows系の簡便さに比較して、ワープロもなにもかもが、気むずかしかった。実際の仕事に使うのが、しんどくなって、上海マシン(つまりゲームマシン)になんとなく変わっていた(笑)。

 いまはLinuxは違う。完全に昔とは異なる。Linuxが敷居高いという神話は無きに等しい。
 もちろん敷居高く扱い振る舞う世界も健在だし、そういう世界が推進力になってきたのも事実だろう。しかし、フリー(無料というよりも、好きに使える)の利用者でもたえられる使い勝手の「あるレベル」を越えてしまったのが、OSを意識せずに触れるようになったのが、それが現代だと思った。

 雑誌の附録に付いている1CDの状態なら、そのまま勝手にマシンを分析して動き出す。
 常用するためのインストールも、自動でセットしてくれる。
 多少の難(涼夏の場合は、最新のGeForce8600GTチップ)も、なにやらしらないまに代替案で処理してくれる。
 実に気楽に扱えるようになった。

 MS社のしんどさがよくわかる。一方でネットのアプリケーションに迫られ、他方基盤OSをLinuxに迫られている。
 ビジネス関係アプリがMSのoffice(word、ACCESS、パワーポイント、エクセル、他)と同等に近い形で、それらソフトが(OpenOffice.org2.1)、無料でどんと入っている。これって、すさまじい話だ。

 第一、OSが無料(ないし、無料に近い)。これが、考えてみれば人類史の中でも異様な状態だ。携帯電話が多くの利用者にとってゼロ円とは、仕組みが違う。本当に、無料(独自に手を加えて廉価で販売されることも多い)なのだから。WindowsVistaは2万円~5万円かかる。Vistaの場合は廉価版ほど、いろいろ後日に悶着が起きる(と、想像)。

 余は完全に年金生活者になったときのことを考えておる。
 今は葛野のキャンパスで、大学一括購入のWindowsを使う恩恵に浴しているが、後年そこを離れると、総てのアプリケーションやOSを、自前で調達することになる。この時、最悪の場合、windowsとofficeとで、合計10万円弱かかる。この価格はフレンチなら10回いける、旅行なら九州国立博物館に行って温泉に入れる。こういう贅沢を数年おきにすることは、後年、無理だろう。
 だから、今の内に、徐々にLinuxに鞍替えする秘密計画。

 それにしても、ビジュアルなRDBMSや、プレゼンテーションソフトが一式、ディスプレイに表示されたときは、唖然とした。
 本当の初心者こそ、ノートパソコンのスイッチをいれて、ワープロや表計算ソフトが動きさえするなら、基盤がWindowsかLinuxかなんて、気にもしないだろう。余がMS社の幹部なら、すでに数年前から毎晩寝汗をかいているだろうなぁ(笑)。そのうち、MS社が、Windowsを今後とも人類に無償提供します、となったら話が違ってくるが。

 Linuxの敷居が高いという神話は、古代神話になった。時代は変わった。ふむふむ。
 余話:一台のPCで、windowsXPかLinuxか、どちらを動かすかについて、相変わらず「デュアルブート」とかと敷居の高い話がいくつかあるが、これは涼夏2007PCの場合実に簡単だった。つまり、電源を入れたときに、F12を押すと、「どこから起動しますか?」と、聞いてくれる。便利なマザーボードだな、ギガバイト社さん。

Windows移設旧世界話
 昨日は、旧世界の後始末をしていた。ちょこちょこと旧マシンを触ってはソファに横臥し、時間が来れば会議に出席し、帰ってきたらまとちょこちょこと直していた。そしてソファで半睡状態になって、心身を鎮めていた。

 一昨日だったか、葛野図書倶楽部2001屯所で「左京マシン」として長年働いたMatarinマシンを分解し、ハードディスクを摘出した。20GBの小兵だった。しかし、よく働いてくれた。ペンティアム3のわずかに0.768Ghz(768Mhz)のスピードだった。メモリは当時としては512MBあったが、さすがに昨今のwordやインターネットも、使うのにシンドイ日々だった(と、倶楽部員達は最近ずっと不服な顔だった(笑))。

  「ときどき、黙り込みます」
  「時々、死にはります」
  「キーボードも不調です」(これは、大昔のF通のを10年使ってきたんだから、仕方ないよね)

 マシン世界やOS、アプリ世界に無関心な人達であっても、とろさとか、フリーズとかには敏感なんだねぇと、皮肉は一切言わずに、余はふむふむとうなずいてきた。

 Matarinマシンには愛着があった。ケースも武骨なATXタイプだが、総アルミの上物だった。今は、19インチ液晶も付けて、それなりにカッコは付けてある。が、しかし、老骨はいかんともしがたい。事情でWindowsXPにしたときは「ああ、Win98なら、生き残るだろうに。もう、駄目かな」と、数年前に覚悟を決めていた。

 昨日は、その20GBを別の外付けHDに複製し、そして6月末まで余の主力マシンだったGreenに再度複製した。20GBは予備ディスクとしてGreenの二機目にセットし、あれこれあったのでGreenの一機目ハードディスクを綺麗さっぱりWinXP2で掃除した。

 主力マシンGreenにはこの数年のありとあらゆるソフトが組み込まれていて、にっちもさっちも行かない面も多数あった。余一人ならかつかつ騙しながら使えても、そのまま屯所に新・左京マシンとして置いたなら、ひっきりなしに呼び出しがかかりそうだったので、初期化したわけである。もちろん、そのデータ部分は、別のハードに移し、また涼夏にも装填しての話だ。

 Greenが軽くなった。高速に戻った。名前も、マコトに変えた。

 マシンは何年か毎に、初期化したほうが佳いのだろう。Delphi やApache やPHPやMySqlの様々なバージョンが同居していたCドライブが見事に綺麗になった。自製blogも消したしな。葛野図書倶楽部HP用に、最低限、最新のApache だけをダウンロードしてセットした。気がついたら、夕方になっていた。

 今日は、しこしこと、IBMのビルダーや、Office2007をセットして、夕方には屯所に収める予定。貧乏暇無し、半病人であっても、足腰うごくうちは、働かないとならない。これが浮き世じゃのう。
 今しておかないと、夏期論文が書けなくなる。

 さあ、ひと眠りして、また葛野に行きましょう。
 日曜作家、邪馬台国探し、本気でもどらないと、そのまま涼夏と心中してしまいそうだ。人間は、執着してはならないというのが、仏陀のたっとい教えだから、涼夏涼夏というのも、そろそろサイナラしないと。

 ああ、そうか、涼夏2007PCの三機目ハードに、Linux-Debian一家のubuntuをインストールして完動を確認する仕事が残っておった。それに今日は午後、格式高い会議もある。
 うむ。余は、この世で毎日、一体何をしておるのだろう。不知。不解。不明也。

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0.はじめに  詳細は省くが、疲れ切った土曜日の午後、帰宅前に突然テクノ心が燃えて、MacBookにubuntuを導入し、ゲーム「上海」を遊んだら、心身がすっきりした。全部で30分程度ですんだので、横臥する時間でLinuxが導入出来る時代だと、あらためて痛感感動した。  感動したのは、実は帰宅寸前についでに8GBのUSBフラッシュメモリー(SONYの2800円)にインストールして、木幡に帰って使っ... [続きを読む]

受信: 2009年5月31日 (日) 04時49分

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