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2007年7月11日 (水)

小説葛野記:2007/07/11(水)マシン断簡と牧歌的大学

酔夢

 早朝から授業がある。メディア論、120名。
 今朝は図書館の歴史をまとめて話す。盛りだくさんあるので要点を絞る。今年は中国と日本に重点を置くつもりだ。
 今年から1年生も受講できるようにした。別の先生と分担しているので、その分をあわせると合計190名。来年は平静になるだろう。受講年を変更すると学生が一挙に増える。
 学生の授業時間帯緩和も含めて変更した。現代学生は超多忙だからな。

 1年生の受講はあやうんだ。倶楽部隊長も「提出レポートは、きっと箇条書きが増えることでしょう」と予測があった。半分あたっているが、数割はうれしい誤算かもしれない。先々週くらいから、事前草稿を見せる学生が増えてきた、そのうち9割が一年生だった。その9割が優秀な内容だった。今朝も、コメントつけた草稿を返す。その者らは清書して、90点前後を得ることだろう。

熱気のマシン

 先週くらいから毎夕、一時間~90分かけて涼夏2007PCを調整している。
 WindowsXPのサービスパック2も、RAID1も、グラフィックスボードも、ちゃんと動いている。
 速い! 凄い! 素晴らしい出来映えだ。
 会心の一撃マシン也。
 だが、その詳細は複雑怪奇呪術じみてくるので、時間をおいて、理屈をふりかけて、記事にする。
 今のところは、備忘録。

 RAID1についてはすでにメモった。
 WindowsXPと、マザーボード添付ドライバーと、グラフィックスボード添付ドライバー。このあたりが、マシンに点火する時の要点になる。

0.RAIDは、
 RAIDドライバーをFDに入れて、その原始的なFDで、OSの導入時に追加する必要がある。
 OSをスッピンで入れるときは、FDしか動かないようだ。(どうなんだろう?)
 噂では、vistaの場合は、フラッシュメモリなんかでも、RAIDドライバーをセットできるらしい。
 つまり、RAIDドライバーはOSが入る前にセットする、非常に深層的な代物のようだ。
 これは余の誤解かもしれないが、マザーボードのマニュアル通りだと、そうなる。

1.WinXPは、
 サービスパック2まで導入しないと、最新のマザーボードやグラフィックスボードと、不整合を起こす。初期WinXPだけでは、現代新鋭のチップに対応できないようだ。詳細は不明。
 余の場合、初期XPと、XPサービスパック2と、二段構えでOSをセットした。ただし、RAIDは最初の時セットしただけだった。

2.マザーボードの添付諸ドライバーを、
 インスツールする。ギガバイト社の場合は、1クリックで、自動化されていた。

3.グラフィックスボード本体は、
 OSが完動したあとでセットし直した。その時、ASUS社のCDで添付ドライバーをセットした。

 以上によって、涼夏2007PCは期待通り、走り出した。
 速いといっても、体感であって、そういうことを計るツールの持ち合わせがないので、感想にすぎない。
 ただし、その能力向上が、何によるものかは不明。

 ? グラフィックスボードによって画面処理が超速化した結果なのか。
 ? CPUがダブルコアになって、メモリやHDが速くなったからなのか。

 どうであれ、グラフィックスボードの冷却放熱板(シンク)は、手で触れないほどに熱くなっていた。
 ハードディスクも、RAID1に設定した二つは熱々だった。残り一機は冷え切っていた(笑)。
 熱くなった分、速くなったと信じている。

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