小説木幡記:2007/07/5(木)RAIDメモ・楽屋裏話
昨日水曜の心神耗弱
昨日も、実は、いろいろありすぎた。早朝から授業、会議、会議、雑務、雑務。
ついにたまりかねて、18:00に1時間の自戒を込めて、涼夏2007PCに取りすがった(笑)。
なにか、これだけ長い期間、世間に生きているのに、会議や雑務が続くと、心身不調、精神不安定になってしまう。自分が自分でなくなってしまう、と、いまさらながらの蒼いセリフがぼろぼろでてくる。
まるで会議ロボット、雑務ロボットMu一号だね。
そうなんだ。会議は、必ず事前事後がある。だから、ぼろぼろ。
涼夏2007PCに取りすがっていると、じゅわじゅわと芯から安定感が込み上げてくる。まさしく、マシン命。
マシンと文藝と、どっちを選ぶ? そんなばかな。二つは一つのおまんじゅう。分けて食べても、味同じ。いまはたまたま眼前に透明な涼夏2007PCがきらめいている。
そういえば、コブラ、だっけ。なんか透明な悪人が、ものすご強いのがおったな。名前を忘れた。ああ、ゴールデンボーイだったかな。はて。透明なのに、なぜゴールデン。うむ。漫画の世界はわけがわからん、だから、マンガみたい。
BIOS設定のメモ
昨夕、たった1時間だが、集中した。熱中というか、極楽三昧ともうすか、そう、宗教的エクスタシー世界だね。
後日、正式に、ぼろをまとめて正しい道のりを独立記事にする。
今は右往左往の紆余曲折の楽屋裏。
メモにしておかないと忘れるのでな。
1.ちっこい英文文字は身体に悪い。
やはり、見過ごしていた。再読してやっとわかった。明確に、RAIDにするなら、複数台のHD:ハードディスクは同モデル、同容量にせよと、ちっこく書いてあった。日本語なら、ページ単位のパターン認識で、文章の要不要が1秒で判別できるのに、外国の文字だと、ライン単位でしか読めない。だから、見落とした。多分。
無論、Muは用心深いから、あらかじめ3機のHDは同一の、しかも連続シリアルナンバーを持っていた。
だから、問題はないはずだ。
だが、さらに用心深いMuは思った。つまり、なんであれ、もしRAID5にしても、三機のうち一機がお釈迦になったら、代替機を用意しなければならない。その時、同一モデル同一容量HDがこの世に存在するのだろうか? この世界、数ヶ月で製品が変わっていく。
……。
多分、同一モデル同一容量は、それほど厳格ではないとMuは思っている。最低限の容量にBIOSは合わすのだろう。だから、その心配は杞憂なのだと思っている。
だが、気色悪い。
PCでのRAIDは歴史が浅い。ワークステーションなら当然の諸々が、多分、非常に厳格なように思える。
だから。
今回は3機のうち、二機をつかってRAID1、つまりミラーリング、鏡記録にしようと思った。残り一機は、お楽しみ。なんとなく、WinVistaよりも、Linuxにして「上海」をしそうだね。
2.ちょっとだけBIOS設定。
すがる思いで、涼夏2007PCに灯を入れた。
で、その前に、マニュアルを読むと、どうしてもFDが必須らしい。遠くにあるマシンからFDを取り外して、ともかく一時的に涼夏に載せた。当然、外付け裸のすっぽんぽん。
しかし待てよ。
BIOSではboot優先順位のなかに、なんとUSB-FDもあった。もしかしたら、RAIDドライバーをOS設定直前に入れ込むとき、太古のFD仕様でなくてもうまく行くのかも知れない。と、むむむ、腕を組んだ。
そう言えば、気付かぬうちにUSB仕様のキーボードを使っている。変だな? USB仕様は、現代のMB:マザーボードではすでにdefaultなのだろうか?
3.BIOSのバイパス
やまのような設定は、マニュアルを読むのも、画面を見るのもじゃまくさいので、無視した。
ただ、RAIDだけは慎重に。
*RAIDを使うかどうかを、enableにした。
*これで、第一次設定終了。簡単すぎる。
*そのまま、お茶を飲んでいたら、勝手に進んで、boot出来ないと言いよった。そりゃそうじゃ、当たり前。
*リセットして、DELおして、なんか触っていて、即座に「CTRL+I」を押下した。
*第二次RAID設定が始まった。つまり、第一次は「理屈」、第二次は「物理設定」だね。
*どのHD機をRAIDに、何台使うか。SATAの0と1番機と指定した。二機だからもう当然RAID1に決定。
*これで、前準備完了。またしても、勝手に進んで、boot出来ないと言いよった。当たり前。
4.RAIDドライバーのFD化
真打ちだ。
VistaだとFD化しなくても、なんとなくUSB経由のフラッシュメモリなんかでもできるような情報が頭をかすめた。しかし、今は旧来のXP対象だから、FD化しないと、多分無理だろう。
*マニュアルの本道には、FDに、MS-DOSが立ち上がるFDを入れよ、と書いてあった。
*ギガバイト社のCDのある部分(BootDR)にある、MENU.EXEを解凍して、FDに書き込むためには、まずMS-DOSが必要だと言いよる。
*MS-DOSの事は忘れた。
困ってマニュアルをさらに読むと、boot-FDが無いときは別のマシンでやれ!
あはは、最初からそう書けよ。
*別のマシンにCDをセットして開いたら、たしかにMENU.EXEがあった。FDを差し込んでおいてから、MENU.EXEを起動して、メニューの番号7番(32ビットOS用のRAID仕様)を押した、が、無口。ついに、「COMMAND.COMが異なる」と、いやらしいセリフを吐いてきた。ああ、昔からこれに悩まされた。語れば長いことながら、昔の一時期のDelphi が決まってCOMMAND.COMで起動が妖しくなった。
*むむむ。困った。それで、遠くの別のWinマシンにCDとFDを持って走った。18:50頃かな(笑)。
*あやや、即座に解凍し始めた。おわってFDを開いたら、確かに数種類のファイルがあった。
5.あとはお楽しみ。
それで、もどって茶を飲んだら、7時を過ぎていた。そろそろ帰還して眠る時間だ。昨日は午前6時台に登校したから、いかになんでも(日頃のことだが)葛野べったり、葛野依存症になっておる。
さて、茶を飲み終えて、「OSはWinXPにするか」、と思った。
しかし、別の機会にすることにした。
6.まとめ
昨夜は、結局RAID1(自動バックアップRAID)に決めた。
作成したbootFDを、これをUSB-FDで読み込んでOS設定前に調整できるかどうかがお楽しみ。
もしだめなら、太古FDでやるよりしかたない。
それにしても、残ったHDはどうする。
多分、保管庫か、あるいは上述したように、Linuxかvistaにするだろう。
なぜ、Vista使うのを、迷っているのか?
6.1 Vistaで動かないソフトが多数出てくると、この忙しい時期、ヒステリーになる。
いちいち手をつくすほどヒマじゃない。
6.2 Vistaは高額だ。ウルチメイト(ウルチマ?)にすると5万円くらいする。
えっ?
半額ほどで手頃なバージョンアップ版とか、自作廉価版があるじゃないの?
それが落とし穴。
理由はじゃまくさいから書かないが、MSの連中は、発狂している。
そこまで、価格差別化をしなくてもよいのに。OSなんて、皆同じ!
昔からソフトハウスがアプリケーションソフトに、がちがちに鍵をかけ出すと、
大抵そのソフトハウスは消えていった。
がちがちの値段違い鍵違いOSは、~どうなることでしょう。
まあ、MuBlogは悪口を書かないblogなんだから、止めておこう。
WindowsXPの古さがえもいえない味わい。
新しいOS世界は、隣のMacが以前から見せてくれている。あわてる必要はない。
そうさな。年末くらいに、剰ったHDにvistaを載せてもよいな(笑)。
安定して木幡帰還
というわけで、昨日は右往左往の夕方だった。
しかし、頭や目や手がしゃっきりした。わずか一時間程度、涼夏にすがっただけで、まともな人間にもどるなんて、マシン万歳、涼夏2007PC万歳。
夕食に、焼肉とアボガドサラダと漬け物と味噌汁とワインを飲んだら、会議も雑務もすっかり消えた。
さあ、今日も朝から頑張りましょう。
と、ここで終わるところだったが、今日のことがある。
続きを読んでくれたまえ。
(書くも、読むも、作るも、疲れるね)
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