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2007年6月30日 (土)

涼夏2007PCの自作 (5)メモリ:A-Data社 DDR2 SDRAM PC2-6400 ADATA 1GB & Heat sink

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 詳細仕様は写真をクリックしていただきたい。

1.A-DATA社 DDR2 SDRAM PC2-6400 ADATA 1GB HEAT SINK付き

メモリ:A-DATA社DDR2 SDRAM PC2-6400 ADATA 1GB HEAT SINK付き 

 3年前に自作したマシンと比較しておくと、メモリは「葛野2004P黒」の場合512MBx2枚で1GB搭載した。2枚で19000円だった。メモリスロットが2つしかなくそれで終わった。
 今回は、1GBx2枚で2GB搭載した。2枚で13000円だった。さらにメモリスロットは二つ残っている。いずれも、デュアルチャンネルという方式なので、メモリを2枚単位で使うと、そうでない場合よりもメモリアクセスが速くなる。

 今回は熱対策と、物珍しさもあって、ヒートシンク付きにした。千円程度高額になる。これがどれほどの効果を持つのかはよくわからない。多分DDR2は発熱が激しくなったのだろう。
 しかし流行(はやり)に、何も知らないまま身を浸すのも心地好いものである。となると、世のファッションと違いはない。理屈理由よりも、「ヒートシンク付きの、メモリ~なんじゃ」とほくそ笑むのも一興なりや。「ヒートシンクも付けていないなんて、~ふふふ」と、私は一体だれに言えば良いのか。(近所に工学系、理科系の学生が全くいない)

 CPUとメモリ間のアクセス速度を詳細に比較はできないが、メモリモジュール単体での仕様をみてみると、当時と今とでは約二倍に速度が上がった。熱も出るだろう。しかも、価格が、1GBあたり19000円から、6500円になった。半値以下である。隔世の感がある。

  2004年時使用→DDR SDRAM PC -3200(DDR400)
  2007年時使用→DDR2 SDRAM PC2-6400(DDR800)
 
 規格(ピン数なども含む)がDDR→DDR2と変化した。
 PC-3200 → PC2-6400とは、メモリモジュール全体のデータ転送量が、秒間3.2GB→6.4GBになったことになる。
 個々のメモリチップのアクセス速度(周波数?)は、DDR400→DDR800なので、400MHzから800MHzになった。
 どうであれ、二倍の実効速度になったと考えてよいだろう。

2.メモリスロット

メモリスロット(GA-G33M-DS2R GIGABYTE)
メモリのMB上での大きさ(スペース)

 今回のギガバイト社マザーボードは、4年前のMSI社のにくらべて、メモリスロットが二倍になった。同じスペースでこういう倍増が可能なのは、基板全体にわたって機能、それも高機能がより圧縮されたからだと想像した。

 メモリは結構スペースを取るのが写真でよくわかる。より大きな規格ATXだと、現代では大抵8つ付いている。
 しかし、マイクロATX規格マザーボードに、メモリが物理的に4本搭載されるとは言っても、見えない制限があった。もともと仕様書には最大8GBメモリと書いてあるのだが、実はOS、現今ならWindows Vistaによって別の制限がある。

 写真説明にも同様記したが、従来の32ビット版OSでは、主メモリを扱える範囲が3~4GBのようだ。これが64ビット版OSだと128GBまで行ける。Windows Vistaには両版があるが、スムースに動くソフトが64ビット用にはまだ少ない。なぜそうなるのかは、私は調べていないので分からない(笑)。
 以上の違いは、基本になるCPUやOSが情報をどの単位で扱うかに関係する。現行主流は32ビット単位らしい。

 単純に考えると、32ビットで表現できる最大の数値と、64ビットで表現できる最大の数値とでは驚異的な差がでてくる。
 もし8ビットなら2の8乗だから256種の違いを表せる。これが16ビットになると64000程度の違いを表せる。さらに32ビットになると、2の32乗だから、……、文字数に換算すると4ギガバイト(GB)に達する。2の64乗なら、……。まさしく「すべてがFになる」そういう世界である。そういう基本的な差が、メモリの最大操作容量に関係してくるわけだ。
 要するに64ビット版のOSを使う見込みのない私には、メモリは最大4GBあれば充分となる。
 年一PC作家には、その程度の知識でも充分にマシンは走る。

 続きは、CPUについて一言。

参考サイト

 パソコン自作NAVi:メモリーモジュール

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