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2007年5月 8日 (火)

紅鮎(べにあゆ)で湯治ついでに季節の料理

承前:紅鮎の鴨すき鍋と露天風呂

 五月のはじめに、湖北へ湯治にでかけた。承前にもあるが、今回も日帰りだった。空は曇り、風も強かった。しかし宿にはいったとたんに、ぬくもりを感じた。
 さっそく大きな湯船に浸かった。タイミングよく、他の客は湯におらず、一人天下で鼻歌をうたっていた。
 それにしても、湯温がよい。いつもそれを思う。冷たいのじゃなくて、熱くない湯温なのだ。いつまで浸かっていてものぼせない。かといってまったく寒気はしない。珍しい湯温、あるいは湯質といえる。二度三度、部屋に戻ろうと湯船に立ち上がるのだが、「いや、もう少し」と、また湯に身体を沈める。なにか、温泉と身体とがとけあってしまうような、いい気分なのだ。

竹生島:湖北の春

いろいろいっぱい

かしわ餅かな?

おつくり、たっぷり

 さてと、部屋にもどるとお昼が待っていた。季節の狭間だったので、鴨ではなかった。てごろな日本料理だった。どれもこれも、いただきやすい味だった。結局、私は全部平らげた。数日前までは、無理にじゃなくて、なんとなく食事も制限していたのだから、すっと全部頂けたのが不思議だった。なにが一番と言われてみれば、どれでも一番と言ってしまいそうだ。強いてあげてみると、意外にも、四角い器に入ったお造りだった。白身魚を塩で摂ったのがことさらに、印象深く味わえた。
サワラ焼きかな?

カレイと野菜の揚げ物

ウナギの柳川風

鯛そうめん

 すっと家をでて、充分に温泉に浸かって、気持よく、お昼をとって昼寝して、すっと木幡に帰った。料理はもちろん、佳い。ただ、本当にここの温泉は身体に合っている。
 よい、連休だった。

参考
  紅鮎(公式HP)
地図

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