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2007年5月22日 (火)

フェリエ:京都ブライトンホテルでカジュアルなディナー

テラスレストラン・フェリエでオーストラリアンディナー
 過日気まぐれに、ディナーに出掛けた。木幡からはRSで約40分。丁度走りよい距離だ。駐車場も気楽だし、道も空いているのでドライブには最適だ。
 レストランは、御所の真西のホテル内だった。

 京都のブライトンホテルは気に入っている。立地が御所のすぐ西隣で、少し奥まったところにあって静か。東京風の巨大なホテルではないが、色調や造りが落ち着いている。未読だが何冊かの小説の舞台になっているらしい。さらに、陰陽師・安倍晴明の邸宅跡でもある。結界が張られているのだろう。魑魅魍魎から守られている、そんな温かで安心できるホテルだ。

 ディナーは、なんということか、オーストラリアン・ディナーだった。
 ここで驚いた筆致になったのは、オーストラリアンと記してあっても、一体何なのか見当もつかない世間知らずのMuであった。
 もちろん、一般に無知は悲しいことなのだが、また佳さもある。世の中のいろいろなことが新鮮に思える。シティーホテルの、ちょっとカジュアルなディナーをとっても、それがオーストラリアンと知って、さらに嬉しく思えるのは幸せだ。と、納得。
 さて、どんなものだったのでしょう。

京都ブライトンホテル・ロビー

京都ブライトンホテル・ロビー
レストラン・フェリエのテーブル
 席に着いてみると、そばに小川が流れていて、目を上にやると吹き抜けです。こういう近代ホテルの建築仕様は、外の空間を遮断して新たな空間を内に造りだそうとする意思の表れなのでしょう。
 けれどそんな理屈は横において、小さなランプが点いていました。たまに外にでると、ちょっとした変化に、うぶいMuなんかはころりと感激するのです。大きな空間も、テーブルのランプも、木幡(自邸)や葛野(勤め)に籠もっていると味わえない新鮮さです。まして聖空間御所、それを守るかのような安倍晴明・旧邸跡のブライトン。人は想像するから楽しいのです。

手巻き寿司と、ケバブ

(1) チーズ・ミートパイと手巻き寿司
(2) 海老、冷製スープ、地鶏ケバブ焼き
 そうでした、ディナーでした、オーストラリアンでした。最初に手巻き寿司が出されたときは、やはり?でした。ツナとアボガドは分かるのですが、お米がオーストラリアで扱われているのが、無知だったのです。しかし「お米」が日本だけのものと想うのが偏狭であって、世界中の食材なのでしょう。
 そして、冷製スープや、ケバブ。この地鶏焼き「ケバブ」の意味がわからなくて困りました。解説を読むと、トルコのシシカバブーのような、焼肉というか、それがケバブ(説明がおかしいのはまだ理解していないせいです)。Muは、冷製スープが気に入りました。器もスープ深皿でなくて、気分転換しました。もちろん、海老や地鶏は大好物なので、言うまでもありませぬ。

ビーフ網焼き・ウルル風

レストラン・フェリエ横の小川
(3) ビーフ・フィレ網焼きとトマト・ロースト
 室内や地下街に泉があったり小川が流れているのは、それほど珍しいものではありません。ただ、ここではテラスレストラン・フェリエが、吹き抜け空間を一切遮らずに開放されているのです。だから、横をお客さん達が歩いているのです。そういう風景もこの十年、街角では当たり前になりましたが、珈琲やビールじゃなくて、落ち着いたディナーとなると、この小川がものすごく重要になってきます。
 これがあるだけで、外とつながってはいるのだけど、彼岸と此岸、気持ちよく周りを気にせずに、メインの網焼きビーフをぺろりと頂きました。う~ん、美味しいですね。さらに、トマト・ローストが口にあいました。あしらいは、オーストラリアのエアーズロック(現地名:ウルル)とか、詰め物をしたダイヤモンドヘッド風というか(笑)。裏ごしポテトも効いていましたよ。

豪州風海鮮焼飯とアンナ・パブロワ風デザート

(4) 焼きめし(フライドライス:小海老、蛸)
(5) デザート:アンナ・パブロワ風
 ふと想ったのですが、懐石風というか日本では一つ一つの品の量が適切ですね。Muでもメインに肉と魚と両方でてくるフレンチだと大抵「うむ」と唸ってしまいます。まして皿一杯のパスタが最初にでるイタリアンだと逃げ出します。
 で、この海鮮焼飯(本当は、フライドライスとかいてありました)は丁度よい加減で、タコや小エビが海海しくて良かったですね。さらにデザートが一番楽しめました。露西亜のバレリーナの名前を冠したアンナ・パブロワ風と知っただけで、にっこり。日本でも、卑弥呼風デザートとか、信長流フィレステーキとか、あれば良いなと思いながら、ぺろりと頂きましたと、さ。

Mu注
 フェリエでの、このオーストラリアン・ディナーは、2007年5月~6月末の季節限定メニューでした。来年は、どうなんだろう。ドイツ風ディナーだったら、ふむふむ。北極風ディナーだと、海底二万マイルのような海づくしかもしれません。レストランも、メニューを考えるのは、しんどいことだろうけど、楽しみもきっとあるはずです。Muはオーストラリアンについ惹き寄せられて、ケバブやウルル風ステーキ食べて、アンナ・パブロワで大満足したのですから(笑)。

参考
  テラスレストラン フェリエ
 [Mu注:当日は、インターネットで予約したので、4990円だった。たまの贅沢だ]
  安倍晴明邸宅跡の確定 [Mu注:ブライトンホテル敷地の一部が安倍晴明宅だったようですよ]

京都ブライトンホテル・地図

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受信: 2008年1月23日 (水) 07時39分

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