佐野藤右衛門邸の桜:20070330
佐野藤右衛門邸(京都市右京区山越中町)地図
↓動画:佐野藤右衛門邸桜 20070330 (mpeg4 約3MB)
佐野藤右衛門邸桜20070330:今春のおすすめ桜木
1) 写真を今朝から眺めていたのですが、佐野さんのお桜は、世間の「染井吉野の花盛り」とは異なった風情があるということに、今更ながら気付いたのです。つまり、ソメイヨシノは川縁も山も野も、桜花で一色塗りつぶす美しさ、絢爛さなのです。しかし、佐野さんのお庭の枝垂れ桜は、紗で覆ったような淡い桜花と空との対比に特徴があると感じました。細やかなのです。花と花との隙間の余韻がよいのです。うっすらとして、淡い味わいなのです。
過去の写真をみていると、おそらく満開になっても、その淡さがこの桜の佳さだと思いました。それで、もう一度訪れて撮ってから、まとめて公開しようと思っていたのですが、ここに三月末のお姿だけ早めに記録に留めることにしました。(四月上旬の実見掲載は未定です)
2) 日頃ならたいした事ではないのですが、MuBlogを掲載している「ココログ」が4月3日15時から4日15時までメンテナンス状態に入って、参照は出来ても記事登録などが出来なくなるのです。一応はMuも勤め人で責務もあって、近所といえども行ける日限が限られてきます。丁度メンテナンス時期が撮影可能日なので夜間に記事を整理登録もできず、ぼやぼやしていると、3月末の佐野邸記事と合わせて、週末になってしまいます。それでは、佐野桜をアクセスして下さるファンに申し訳ない(笑)という思いで一杯になって、ともかく3月末記事をここに記録に留めることにしました。
桜狂いは、一歩間違うと「勤め人落伍者」になるかもしれませんなぁ(苦笑)。仕方ないです、短期間に、Muの事情などお構いなく、あちこちで艶姿香を数日間ふりまくのですから。ああ、これこそ「追っかけ」の心理だったのか、今初めて世間の人の気持がわかった!
人間、説明しないだけで、行為行動にはそれぞれ複雑な事情があるのだと、Muはこの「前書き」を書きながら思ったしだいです。ほほほ。しかし、来年になるとこの記事はMu自身にも役に立つことでしょう。
以下に、写真を数葉掲載しておきます。
今となっては、この佐野藤右衛門邸桜について、Muがあれこれ一知半解なことを書き連ねる必要もないことです。専門家はたくさんおられるし、図書もあります。Muは、ただの観桜者として、今年も無事佐野桜をみることができて、ほっとしています。過去記事でいくつか言及しましたが、このあたりの広沢池近くは、本当に私の少年期、青年期の遊び場、散歩道だったのです。いまでも週に一、二回はこの付近をRSで通り過ぎています。
不許葷辛酒肉入山門
横への拡がり
中天への伸び
情報
佐野藤右衛門邸は、桜木や庭を御厚意で見せてくださっているという事実を、毎年痛切に感じてきました。桜木の根本や、畑を不用意に走り回るのは、まことに人として外れた行いです。また、Muが持っていないせいかもしれませんが(笑)、大型重量級三脚を桜木の下で長時間据えて撮影にいそしむのは、これもかんばしくないことですね。少し離れた平地から望遠でとりましょう! 自分のことを棚に上げて、教師癖、一家言もうすのは心苦しいのですが、本当に毎年「申し訳なくて、しかたない」という思いがします。
付近に駐車場やトイレは全くないです。Muが愛車RSをどうしているかはナイショです。このあたりだと地図東の山越えにバスが来ますから、そこから徒歩が最適です。
トイレや休憩は、先週掲載した近所の「ふる里」がよろしいでしょう。そこは、オムライスとか紅茶とかスコーンがおいしそうです。
承前
MuBlog:過去の「桜狩の目次」
MuBlog:京桜たより:20070330 地蔵禅寺・嵐山・広沢・佐野藤右衛門邸
MuBlog:佐野藤右衛門邸の桜平成十七年
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コメント
こんばんは。
ひとつお尋ねしたいのですが、
佐野様のところは、何時から何時まで見に行くことができるのでしょうか?
行こうと思ったのですが、時間がわからないので・・・
よろしくおねがいします。
投稿: sai | 2007年4月 4日 (水) 19時26分
Saiさま、よそ様のことを、無縁のMuが話すのはおこがましいことですが。Muの独り言としてお聞き下さい。
1.ビデオを見てみると、右側は公道だな。
2.篝火のあとがあったから桜の季節は、時に、夜も火があるかもしれない。綺麗だろうな。
3.桜は眺めるものだから、いつでも、どこからでも間近に見られるだろうな。
以上です。
追伸
佐野さんのお宅の枝垂れ桜は、観光施設ではありません。個人のお庭に咲いている桜を、道の側で、人もMuも眺めているだけですよ(笑)
投稿: Mu→Sai | 2007年4月 4日 (水) 21時14分