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2007年3月31日 (土)

MuBlog千番記念記事:伏見港柳と長建寺糸桜

MuBlog1000番記念記事

伏見港界隈長建寺(京都市伏見区東柳町)地図

柳と酒蔵(京都市伏見港、平成十九年春)

柳と酒蔵(京都市伏見港、2007春)
 土曜の夕方ひと眠りして、ようやく千番記事のお題が決まった。つまるところ、月並、年並の伏見港にしたわけだ。いま書きながらもほっとしている。20代のころならこの気持は想像できなかっただろう。いつも伏見をぶらつき、今日も突然足が向いていた。そして桜の季節なのに相も変わらず伏見港の柳を撮ってしまう。その月並さに、自らがほっとする。くり返し毎年同じ事をする、こういう気持に今は自然なのだ。新奇性を求めようともしない、けれど足は動き指はシャッターを押す。華々しく、千番歌合わせのような記事趣向をとも思ったが、やはり本日土曜の午後の伏見港にとどめをさしたわけである。
 MuBlog千番合わせ記事は、かくして伏見港の柳と酒蔵に、あいなった次第(笑)。

長建寺の糸桜

長建寺の糸桜
糸桜爛漫
長建寺の糸桜爛漫
 江戸時代に、中書島の遊女たちの信仰篤かった弁才天をお祭りするこのお寺には、もう一つ有名な糸桜がある。「京の桜博士、佐野藤右衛門」と記された糸のような枝垂れ桜が境内にある。この糸桜を観ていると、桜と柳は同類なのかもしれないと、ふと今年も思ってしまう。桜木の下には句碑があって、「花人の落合ふ駅や中書島 虚子」と読めた。桜花の派手さはないが、虚子もこの寺を花の駅と考えたのだろうか。いや、昔あった中書島の遊郭、遊女たちを花と詠んだのか、想像だ。

参考
 MuBlog「ふしみこうのやなぎ:伏見港の柳
 MuBlog「ちょうけんじ:長建寺の糸桜

注記
 1000番記事の今日、2007年三月31日(土)21:50頃の、アクセス累計は以下。
 サイト全体→ 累計アクセス数: 517799 1日当たりの平均: 466.91
 MuBlog単独→累計アクセス数: 325909 1日当たりの平均: 293.88
 開始が2004年三月7日なので、約37ヶ月目の記録となる。

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