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2007年3月18日 (日)

小説木幡記:20070318(日)桃山の雪

三月半ば雪の桃山

三月半ば雪の桃山
 桃山に雪があった、そのように見えた。寒いから事実だろう。明治天皇陵も雪化粧されているのだろうか。桜間近の三月半ばに、雪見はこれまでの記憶にない。いや、3月18日といえば、もしかしたら彼岸の入りか? 春分の日が21(水)だからそうなる。暑さ寒さも彼岸まで、そして、彼岸の入りは荒れる、と思い出した。大昔、年に一度しかなかった大学受験の合格発表日だった。ほろ苦い。
 ああ、琵琶湖の比良八荒(ひらはっこう)、寒の戻りというのかもしれない。日本の季節の言葉は殆ど忘れてしまっている。しかし、今朝は桃山の雪が思い出させてくれた。それにしても、年に一度の合格発表日、切ない。そんな時代が二度とないことに、ほっとした。そういえば、明日は葛野で、大学の卒業式だった。

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