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2007年2月 8日 (木)

葛野屯所普請中(1)

承前:2001年夏の屯所姿(葛野図書倶楽部2001創成紀)

(1)廊下の惨状

(1)廊下の惨状
 この一月(2007年)の末、大学へ行ってみると廊下がこんな風になっていた。ずっと先まで屯所に在った図書や雑誌や学生の過去作品が並んでいた。同僚達も驚いていたし、余もう~むと唸ってしまった。まず、狭い屯所にこれだけ入っていたのかぁ。次に、よくまあか細い腕でこれだけ出したもんだ、と。今年の秋期倶楽部員はみんなスレンダーで、箸より重い物をもったこともない風情なのに、人はみかけによらないもんだ。事情が重なって初日は6名参加したようだ。

(2)ドアを開けたら

(2)ドアを開けたら

(3)左(西)を向いたら

(3)左(西)を向いたら

(4)新・マシンコーナー

(4)マシンコーナー

(5)新・スタッフ隠れ場所

(5)スタッフ(倶楽部員)隠れ場所

(6)新・一般利用者コーナー

(6)新・一般利用者コーナー

弁慶昼食会(二回目の昼)

弁慶昼食会
 この弁慶(参考:辨慶うどん)の昼食会は二回目の昼だったか。最初、この惨状を観た同僚達も余も倶楽部員達の力量に驚くと同時に、余はふと「もし、廊下にあれだけ出して、そのまま逃げられたら、どうしよう」という恐怖が湧いた。さっそく、昼食でも接待して、最後までやってもらわにゃ~。それで局長2006秋が無類の麺類好きなので、ご近所の弁慶に行った。みんな、しっかり食べていた。二回目は余をいれて8人だったが、うどん定食をまさか二人分食べる学生もいなくて、ほっと一安心した。

あと振り
 屯所は2001年夏に、当時の三回生5人と余とで整備した。そのころは、情報図書館学系の図書や雑誌だけだった。その後、毎年少しずつ寄贈図書や、小説類も整備しだして、それにともなってレイアウトも少しずつ変わってきた。
 だが、今回のは六年目の大改造だった。要するに、一般利用者のスペースを大幅に増やしたわけだ。当初から部屋は擬似的な図書館構成でカウンターもあり、司書の卵らしい振る舞いも出来るようになっていた。だが、授業と密接に関係しているので、時には20名前後の受講生も押しかけてくる。それで、今期の幹部達が寄り集まって考え、再配置したわけである。パソコンコーナーやスタッフコーナーは狭くなったが、それなりの秘策もあったようだ。
 それらの工夫の結果、完成した屯所姿は、今度また紹介する。ともかく今は、普請中その1.

追伸丸秘
 黙っていようと思ったが。実は。初日の昼は近所の回転寿司「かっぱ」に連れて行ったのだが、余は五皿いただいて満腹して先帰りしたのだが。実は。と、また躊躇。~。要するに計算では、連中は一人あたり、20皿もたべよったぁ! 発狂したような食欲だね。

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コメント

屯所らしい風景ですね

 むき出しのハード・ディスクや乱雑に置かれたダンボールの山。
昔、実験室で徹夜作業をし、ダンボール敷いて仮眠して、仕上げるまで帰ることを許されなかったソフトハウスさんがいました。
そういう野蛮で楽しかった時代を思い出します。

 疲れた隊員たちが(弁慶うどん)をすすりながら(忠誠心)を確かめ合う。
(誠)の旗などはためいていると言うことない風情であります。

投稿: ふうてん | 2007年2月 8日 (木) 17時29分

ふうてんさん、今晩わ。
次回は誠の旗をなびかせましょう。

 ふうてんさんのイメージするような部屋になるのは、年に数回とか、なにか行事をしたときにそうなります。そういう熱気は希で、日頃はクールなものです(笑)。時期とか倶楽部員構成によって微妙に毎年変化があって、それを眺めるのが楽しいですね。

 ところで、突然、LOGO。
 ずっと、毎日、ミンスキーの『心の社会』を一章づつ読んでいます。何度か挑戦したので、最初の方の章は、まるでMuが書いたような気分になります。挑戦が重なったのは、全30章なので、30日かかるからです。内容が難しいからの挫折じゃなくて、野暮用とか、事件とかの割り込みがあって、復帰できないからでしょうね。昔、どこかでN先生がこの図書、ミンスキーを推薦なさっていました。だから、理解できる知能がある間に、読み切ってしまいたい、そんな悲願。

 そして、ミンスキーのある時期の相棒がパパート。Logoと来ますね。Logoといえば、FM7のふうてんさんが登場せざるをえませんなぁ。MuはあのころSONY-SMC70のLogoに凝っていたので、FM7のLogoも愛好しました(本当です)。

 Logoでいまでも覚えているのは、亀さんになって、亀さんに乗り移って、右、左、前、後ろと考える、あの方法論です。なにか名前が付いていたけど、忘れた。内在的ななんとかでしたかね。

 Logoで気が付いたのは、Muが非力だったから、亀の軌跡を亀が覚えていないという事実に直面したことですね。プログラムリストには軌跡が残るわけですが、亀は知らない。

 Muはここ数年、小泉佐保シリーズという、ミステリを書いているのですが、視点を佐保に限定しているのです。これは明らかにLogoの影響です。佐保は事件に直面し、常に全体を知らない。右、左、前、後ろ、そろそろとのぞき込む。そういう視点の定置かは、実は、LOGO→ふうてんさん→パパート≒ミンスキー、へとつながるのです。

 さて。亀は亀の軌跡を覚えていない。新選組隊士達は、自らの軌跡を理解していたかどうか。倶楽部員達は、わずか2年間ほどの軌跡を覚えているだろうか。ここに「記憶」の大切さが出てきますね。議事録であり、写真であり、部屋の結構であり、そして先輩たちの話の中に、記憶が蘇るわけです。

 佐保は、佐保の思考と行動と結果とは作者によって保証されているが、佐保はその記憶を持つかどうか~。人工知能と作中人物とが、からまってきて、Muは混乱しております。

 というわけで、ミンスキー、やはり名著中の名著、古典中の古典でしょうね。はっきりと、毎日、それを味わっています。そんな想念が、突然のふうてんコメントで、一挙に蘇りました。ミンスキーはそれをKーライン(knowledge line)の活性化とか、書いておられましたで(笑)

投稿: Mu→ふうてん | 2007年2月 8日 (木) 18時38分

ミンスキーの娘ッ子がワンちゃんを連れてました

 昔、MITのメディア・ラボを訪ねてパパート叔父さんと話していたら、ちょっと太めの丸まっこいお嬢ちゃんがやけにデカくて黒いワンちゃんを連れて通りかかりました。
パパートが(あの子がミンスキーのお嬢ちゃんなのだよ)と教えてくれました。

 パパートの著作に(Mind Storm)というのがありましたね。
これ日本語に訳したら(心の嵐)というエライ題名ですね。
当方にとってもやはりLogoとの出会いがターニング・ポイントだったように思います。
(Micro World)なんて言葉もそのころ教えられ気に入りました。

 LogoのTurtle(カメちゃん)に関してMuさんと当方は視点がまるで逆であることにMuさんのコメント返しで気づきました。
Muさんは亀ちゃんの立場で考えているのですね。
当方はそれとは逆に、亀ちゃんに(5歩進んで右へ90°曲がって)とお願いする方の立場でばかり考えていました。
ロジックを記述するのが苦手でプログラミングは出来ないと思っていたら、亀さんという対象物に向かってコチラの要求を伝えるだけでプログラムが書ける、というインターフェースが気に入ったのです。

 文章を書くとき、当方は相手がいないと書けないのですね。
つまり当方の文章は常に(手紙)なのです。
おふくろに送り続けた(仕送り追加のお金の無心)だったり、遠くの恋人への(もどかしさを伝えるラブレター)だったり。
Logoはそういう(手紙を書くように書ける)プログラミング言語だと今でも思います。

 そうですか、小泉佐保はMuさんにとってLogoにおけるTurtleでしたか。

投稿: ふうてん | 2007年2月 8日 (木) 20時34分

「相手のある手紙」説、よく分かりました。プロの作家も、読者を相手に小説を書くようです。
 日曜作家は、そこにズレが生じます。日曜作家は、佐保が亀になって動く全体を書きます。それは佐保(亀)が動く場所を提供することです。佐保が自律的に、右や左を見て、前進後退する世界ですね。さらに、そういう亀と世界とを創ることに快感を味わうのが、日曜作家ですね(笑)。読者不在とは言い切りはしませんが、世界を創ることに専念するから、気がつくと、読者不在。読者がどう読みどう感じるかよりも、作者がどういう世界を欲するのか、どういう行動を起こさせたいのかに、終始します。

 そして、佐保。言われてみればますますLogoの影響は甚大ですよ。というよりも、パパートの『心の嵐?』でしょうか。Muは当時、パパートのLogoに関する図書から影響を受けましたね。

 それは、やはりふうてんさんとは逆で、亀になりきる心的訓練を伴いました。向きを変えること、何歩進むか、この二要素を、亀であるMuは知るだけ。結果として、円ができる、□ができる、球さえできる。ついでに附録で色も。

 微分的な考察なのか~
 ちょっと、明日またミンスキーさんとこ(心の社会)で見てみます(笑)

投稿: Mu→ふうてん | 2007年2月 8日 (木) 21時27分

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 葛野図書倶楽部2001については、これまで何度も言及してきた。目的は情報図書館学(図書館司書科目)を深く理解してもらうために、倶楽部(同好会形式)を創設し、授業や、司書の卵としての学生生活を充実してもらうことにある。他の学生の助けとなるように助勤(共同演習支援:授業補助上級生)制度をもうけ、教員と学生との間隙を埋め、... [続きを読む]

受信: 2007年2月22日 (木) 20時51分

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