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2007年2月 9日 (金)

近江八幡と渡来人

八幡山ロープウェイ(滋賀県近江八幡市)地図

承前:漏刻のある近江神宮(MuBlog)

 動画(1)八幡山から琵琶湖を見た (mpeg4 498.2K)
 動画(2)ロープウェイからの景色 (mpeg4 814.4K)
 動画(3)日牟禮八幡宮 (mpeg4 3536.9K)

 なにか明確な意図で八幡山にのぼったり近江八幡市を通りすぎたわけではない。ただ、宇治の木幡からは小一時間なので、以前から何度もここを訪れ、通過してきた経緯がある。つまり、格好のドライブ地なのだ。
 ……。
 と、ぼかした話だけではすまされない。引き寄せられるのだ。その一つが、渡来人伝説というか史実にあった。もちろん、この記事でも渡来人についての深い言及はない。むしろ、渡来人といえば、近江八幡から東へ10キロほどの愛知川(えちがわ)から湖東三山、鈴鹿にかけた土地の方がぴったりしている。それはそれとして。やはり近江八幡(おうみはちまん)。この八幡山(鶴翼山)からみた琵琶湖を、往時の5世紀~大津京、それ以降の渡来人たちも眺め、異国の近江に溶け込んでいったのだろう、という幻視があったのだ。
 話は、こうなると幻想になってくる。
 だからこの記事の「渡来人」はリアリストにとっては、羊頭狗肉ともなろうか。
八幡山=鶴翼山(かくよくざん)とロープウェイ

鶴翼山(かくよくざん)とロープウェイ

ロープウェイ
鶴翼山のロープウェイ

 頂上に上がってみると緩やかな道が続く。城跡よりも、琵琶湖を見たかったのでそのまましばらく進んだ。絶景だった。この300mに満たない山上から、往時の琵琶湖を偲んでみた。おそらく干拓は後世のものだから、水辺がもっと手前まであったのだろう。霞んでいたので肉眼では見えなかったが、琵琶湖の西岸和迩(わに)とか真野あたりが、双眼鏡で確認できたかもしれない。
八幡城趾

八幡城趾

八幡城からみた琵琶湖
八幡城からみた琵琶湖

 あっさりしたもので、琵琶湖を一瞥し目を閉じて幻想し、そのまま帰路についた。ロープウェイからは洋風建築や神社がよく見えた。洋風建築は白雲館と言って、明治初期の学校で、今は修理されて明治調カフェとかグッズが置いてあった。日牟禮(ひむれ)八幡宮は随分著名な神社のようだが、意外にこの日はご挨拶しただけだった。
ロープウエイから観た白雲館

ロープウエイから観た白雲館

日牟禮八幡宮
日牟禮八幡宮

白雲館の塔、後ろ姿
白雲館の塔、後ろ姿

 白雲館に入ってみた。ステンドグラスが使ってあった。明治期の学校がどうだったのかは知らないが。日本の大工棟梁、職人達が工夫をこらして和製洋風を手がけたのだから、あってもよいと思った。この十年くらい、明治、大正、昭和と言う言葉に哀感を持つようになったので、観光であれ、商売であれ、歴史的建造物であれ、この百年前後の雰囲気を味わえる所は好みになった。そう言えば、この近江八幡には明治期の宣教師・建築家ヴォーリズの残した物がたくさんある。
白雲館のステンドグラス

白雲館のステンドグラス

白雲館
白雲館

参考記事
  日本の中の韓国
  水茎焼(陶芸の里)
  日牟禮八幡宮
  白雲館
  近江八幡市立八幡小学校(MuBlog)

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