HD(ハードディスク)の直付け増設のお勧め
すっぴんのハードディスクと、フォーマット
現代は動画などを扱うとたちまちのうちに外部記憶容量を食い尽くし、100GBとか200GBなど、すぐに消費される。たとえ1テラバイトの巨大HDでもそうだろう。一般にはDVDに焼き付けて保管することを推奨しているが、これはせいぜい一枚4.7GB~20GBが限界で、しかもHDよりは転送速度も読み書き速度も、相当に劣弱状態といえる。時間もかかる。システムのバランスにもよるが、気を抜くと一本の映画をDVDに焼き付けるのに半日かかる。せっかくDVDに焼き付けても、Muだと大抵無くしてしまう、ラベルを貼るのが面倒で、結局行方不明。人に手渡すとき以外は、CDやDVDは、ものすごく遅れた外部記憶装置と思ってしまう。
大体DVDだが、あんなに規格が乱立して、読めはするが追加できないとか、読み込みは32倍速で書き込みは8倍速とか、~一体どういう了見なんだろう。システムとして熟成していない。未熟の極みなり。
その点、パソコンハードディスクの規格は、3.5インチタイプなら、IDEかSATAか、程度のものだ。その両方を扱うアダプターも以前紹介した(EG-SATA3525)。DVDの規格からみると馬鹿みたいに単純だな。
HDのすっぴんは、安いとは言えない。2007年1月状態で300GBが大体9000円~1万円する。だが、手間暇時間扱いやすさから考えると、トータルバランスで安価であることに違いはない。これを外付けケースとか、内部に組み込むなどと面倒な事を一切忘れて、必要に応じてUSBで接続し、とっかえひっかえするなら、無限に(笑)記録できる。本箱なんかに素のまま並べていっても、ビデオテープくらいのかさだから、無くすこともなかろう。
初心者用に老爺心
WindowsもMacも以下同じ。
1.パソコンパーツ屋さんか通販で、すっぴんのHDを購入する。Muは現在なら3.5インチの大きさで、300GBのSATAタイプを薦める。1万円前後だ。おそらくどんどん同じ価格で容量が増えていく(安くなっていく)。
2.5インチは使い勝手はものすごくよくなるが(電源をUSBから取るから)、高価。80GBで1万円程度する。
メーカーはお好みだが、日立とか富士通とかIBMとかSeagateとかいろいろある。こだわらなくてもちゃんと動く。
2.アダプターとして、たとえば参考記事に載せた「EG-SATA3525」などを一度だけ入手する。IDEでもSATAでも動いて、4千円程度。他のメーカのも出始めているだろう。巨大容量を扱えることが必須。
3.パソコンは、ノートでもデスクトップでも、自作でもよい。ただしUSB2.0規格が使えるもの。この数年のマシンなら大丈夫だろう。USB1.1規格だと、壮絶にとろくさい。
4.HDのフォーマットは、パソコンのマニュアルを見ればすぐわかる。help機能で「ハードディスク フォーマット」と入れれば答が出る。
5.一度味を占めたら(笑)、すっぴんHDはどんどん安価になるから、ボーナス毎に追加すればよかろう。1万円と言えば、社会人なら宴会1~2回分、学生ならコンビニで二日バイトすれば手に出来る値。技術に金を惜しむな!
*.おまじないとして、すっぴんHDは接続する前に、かならず頬にあてて、そのひんやり度を楽しむこと。
参考記事(MuBlog)直接引用 (引用箇所が分かりにくいので直接この記事に埋め込んだ。)
EG-SATA3525(Ever Green社)
日曜日の寺町ドスパラで、三種類のハードディスクやDVDを、簡便に試験できる外付けツールを発見した。値段はまだ4千円弱と高価だが、実によい。なによりも、今後主流のS-ATAタイプHDも扱えるのがよかった。 別のハードディスク60GBの接続
写真は、外付けツールを使って、新品のハードディスクを初期化している写真である。外からみると、USB一本でデスクトップマシンに接続しているように見える。(2.5インチHDではそうなる)
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