小説木幡記:20070222(木)晴れの雑記帳・食事
NHK・TVで、長生きと食事。数日前に聞いたので、細部はあやしい。
シルクロードのウィグルは長生きらしい。東と西の食文化が融合し、ブドウの道でもあったから。
葡萄酒やブドウは身体によいとのこと。東のお米(炭水化物)と西のお肉(動物性タンパク質)に野菜をたっぷりいれて煮込んだものを常食しているから、世界でも稀な長生きらしい。
ところが、チベットとネパールの人は短命、突然死が多いらしい。それは国として問題は多いのだが、独特の宗教的(仏教)な考えが深くて、突然死すると周りの人は「よい行いを続けてきた良い人だから、楽にあの世に招かれましたなぁ」となるらしい。鳥葬の国。
食事内容は、岩塩だらけ。高地で大豆なども育たないからタンパク質がほとんど摂取されない。もちろん肉も少ない。食材の多くは塩詰めにされた保存食。お茶は塩茶、バター茶。高血圧、脳梗塞、コレステロール。身体が血管も含めてタンパク質不足で弱い。そこに塩だらけなので、短命。らしい。
魚はご先祖さまだから、絶対に口にしない。しかし保険機関と相談して、住民に魚から抽出したタウリンを二ヶ月試してみたら、圧倒的な変化があった。血圧平均値が普通の国なみになったとか。それ以前は、平均値が高血圧状態だったらしい。
日本が長生きの国になったのは、食事内容が要因なのかもしれない。
乱暴なまとめだが、雑食がよいのだろう。
塩もなければないで死ぬだろう。過食がいけないのかな。
長生きしてどうなのか、については人によって考えが異なる。早くお迎えがきて良かったなぁ、という文化があってもおかしくない。一般に不老不死に傾くようだが。
ただ、教師癖の一家言をもらすなら、この世は楽しく思えば夢極楽。楽しくないと思えば地獄、賽の河原。
さて~。心の綾だけできまることなのか。そう、決まることも多い。
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