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2007年2月14日 (水)

小説葛野記:20070214(水)雨だから記憶と物語

 晴よりも、雨の方が多少ものごとを深く詳細に考えるようだ。今朝MuBlogをみたら、この記事で950になる。2004年3月開設だから3年間でおよそ1000記事を公開することになる。

 記憶というのは、嘘が多いらしいが、実は本当の記憶などはあり得ないとも、近頃のミンスキー先生読書から再確認した。

 そうそう、本日定食は、やたらに会議があるので、『心の社会』を進められないかもしれないと、悲傷。研究者に、人が見たら無駄無駄しいほどの時間を許可しているのは、実に簡単なことで、まともに他人の業績を理解し咀嚼し、みずからの研究の方向を再確認したり再定義したりするには、厖大な思考をともなった読書が必要になるからなんだ。だから、読書すること、プログラミングすることが仕事であって、「時間になって始まって時間になって終わる」授業にみられる、社会通念上の「仕事」とは、ちょっと違ったところがある。

 ぐうたら教授の弁明ではない。
 本当に、まともに他人の業績をきっちり把握しようとすると、絶望的なほどの時間をとる。たとえば、先年夏の『萬葉集の精神』という図書一冊であっても、すでに二十代から二度ほど熟読、流し読み両方経験していても、三度目でなお二ヶ月きっちり読むだけで、時間をとっている。そりゃそうだ、書く方は数年から十年前後の思索を、一年とか二年かけて書くのだから、それを読み理解するにも厖大な時間がかかる。

 最近のミンスキー先生読書にしても、祈るような気持ちで日々1章、2章読んでいる。内容は宝庫だ。余がこの20年近く心にもやもやもっていた「心」に関して、目から鱗のおちるような考えを、すでに十数年前にまとめておられた。それを、実は知ってはいた。なぜ知っていたかは、まだ記せないが、そういう考えがあればこそ、いろいろな研究がじわじわと進んだのだろう。

 そうそう。本日定食、『心の社会』第16章「感情」、ところが会議日和なんだなぁ。会議に出ないと身分保障も危うくなる(笑)、しかたない、優先順位は花より団子飯の種、また明日がある。おっと、明日も会議の連続で、さらに教員必須の講演も夕方からある、~。しかたない。まだ週末金土とある。ところが、歯医者(笑)、とか、土曜は自動的に休眠とか、気が付いたら「割り込み」がもとに戻れなくなって、「ミンスキー先生、さようなら」になりそうな挫折予感。

 これが人生さ、とここであきらめるのはよくない。

 記憶と物語。これが、どうも余がMuBlog書き散らしたり、司書になったり、教授になったり、日曜作家になったりする、なんとも訳の分からない行動の基底にあるようだと、今朝わかった。
 で、フラグメント。
 余は、ごくふつうに小児時代の記憶を持っている。それは明確に画像としてである。みんなはどうかは知らない。ただファン10年の、高額(じゃなかった)工学博士、作家、森博嗣先生には、幾分そういう点で同質感を味わう。余にも映像の記憶があるのだ。たとえば、悪夢の受験勉強中の、日本史や世界史教科書では、主に「写真」と「脚注」とに焦点を向けた特定頁を、画像として定着してしまっている。そうしようとしたわけじゃなくて、入試や模擬試験で、関連問題がでると、教科書のp95、というふうに頁単位の画像が脳に浮かんでくることが、多かった。数学もそうだった。意外に、英語はいまだに脳内記憶がぐちゃぐちゃだが。
 国語は、文字の流れと風景とが同時に脳に浮かんできた。(なのに漢字が書けない!)

 と、ここで、森博嗣関係記事をMuBlogでリンクする。「【映像展開/森博嗣】が不思議だった」、さらにトラックバックも投げておく。自己参照になる。

 そうなんだ。余がMuBlogに執心しているのは、blogがこの上記の数行の行為を簡便に行えるところにある。如何にして、短期記憶を長期記憶にし、K-ライン(知識素の連鎖だね)を丈夫に太くするかに関わってくる。

 で、今朝はこのくらいにしておく。研究途上やプログラミング途上の種をそうそう簡単に明かせるほど、単純な話ではないのだ。おお、物語との関連を少しも記さなかったなぁ、謎(笑)。

追加参照
  考える脳、考えるコンピュータ(MuBlog雑記帳)

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投稿: 清水 | 2007年2月27日 (火) 16時52分

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