漏刻のある近江神宮 (ろうこく)
近江神宮(滋賀県大津市神宮町)地図
HPアドレス
近江神宮・時計博物館
近江神宮
漏刻模型があるのをはっきり知ったのは、NHKの「壬申の乱」を見てのことだった。
参考MuBlog:「壬申の乱」の関係地図
漏刻
参考MuBlog:遺跡関連図版(飛鳥関係図版)飛鳥の考古学図録1
漏刻の説明文
水落ちに惹かれたわけでもないが、落ちは「近江大津京」である。近江神宮の近くに大津京遺跡があって、これは未踏地だが、現代の神宮にそのイメージを求めた。
時計博物館があって、多量の懐中時計が目についた。中学生のころ父親から鉄道時計をもらって大切にしていたが、いつの間にか消えてしまった。人間の行動原理は意外に単純で、なんとなく懐中時計に惹かれ、そして懐中時計をいくつも手にしたいと、博物館で思ったのは、そんな少年期の残照なのかもしれない。
時計。
そういえば最近、砂時計を手にした。懐中時計も砂時計も、無趣味なMuのコレクションにこれから加えていこうかと、いまふと思った次第。先年の師走に嵐山のオルゴール博物館二階でスイス製の時計をいくつか見たが、高価だ。懐中時計でも数十万円、もっとする。なかなかに、欲しいと思う物は、高くて手に入らない。だから、欲しくなるのも人の心性なのだろう。砂時計がお気に入りのせいか、懐中時計もスケルトンタイプが好みだ。どっかに落ちていないかなぁ。
と、天智天皇さんも思って、えいやっと、ご自身で漏刻を作られたのだろう、きっと、そうに決まっている。歴史の心底は、まあ、そうなんだろう。そこに「人」が居る限り。時計造りは、国家として時間を管理する強烈な意思、これは聞こえはよいが後智慧なんだろうな(笑)。
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コメント
時の話ですね?
私はもう15年以上前から腕時計は止めました。時計を持たないようにしてます。旅行では困りますね、けど日常では携帯電話で時刻は判るのでそれを使用していました。
一度、随分と昔ですが講演を頼まれて講演中、携帯電話で時刻を確認するので演台に置いてやりました。
突然電話がかかり、演台に置いてある携帯を即停止。
後日、明石方面の某研究所のとっつあんがjoさん延々とタクシーの中であんたの講演を聴いたよ!と、言われました。コールを停止したつもりが繋がっていたんですね?
おまけに、運悪く講演の中で電話の当事者の話をしていたんです。ホンマ時計はちゃんと持たないといけませんよ!というお話でした。
投稿: jo | 2007年1月27日 (土) 17時54分
Joさん
携帯電話時計は受験中は御法度です。
やはり大きめの懐中時計をおもむろに、チョッキから取り出して、片眼鏡でみるというスタイルが大切です。もちろん、鎖付きですよ。
(蓋を開けたらカンニングペーパーとか、懐中時計タイプの携帯とか~大変だな)
時計に縛られるのがお嫌なのか、どうせ使うなら数百万円のものじゃないと満足できないとか、難しいところのあるJo御仁ですな。
Muは本当に懐中時計を買ったり組み立てたりするつもりです。数千円からあるようですな。
ところで。電話の掛けっぱなしって、一度経験しました。私は聞くほうでしたが、飽きて切りました。
数年前の休暇中(四季は放念)、若い人から電話があって、こちらが出ても相手は電話口にでない。切れた訳じゃなくて、えんえんと話し声が聞こえてくる。車中からでした。まあ、なんとなく聞き耳たてたのですが(笑)、人が数人で、無意識に話している内容って、まったく無意味ばかばかしい、言葉になっていないですね。「あ」とか「ははは」とか、「いや」とか「ギエ」とか「ちぇ」とか、そんなん数分聞いているだけで飽きますよ。
JOさんのは講演内容だから、相手も聞いていたわけです。
ではね
投稿: Mu→JO | 2007年1月27日 (土) 20時28分