雨の一月
午前中に京都駅へエドルンを送っていった。早朝4時に朝食をとったが、おなかがすいたので地下街のイノダで二度目の朝食をとった。なかなかよろしい。1050円で、イノダの珈琲、オレンジジュース、プレートには約2ミリのハム(軽く炙ったていど)二枚、スクランブルエッグ、サラダ、クロワッサン。「うま、うま」と言いながら、食べた。
横にクマザワとかいう、書店があったので、合計三冊かった。余は京都の歴史地図帖、大内裏にはちゃんと図書寮も載っていた。あと、ある時代の専門用語集?
エドルンからは江戸到着のメルが昼過ぎにあったが、雨が激しいらしい。
そのあと午前中に、屯所へ行くと副長、経理局長、書記局長が居た。倶楽部の機関誌「Truth」を制作していた。たった3人とはいかにも寂しいが、……。そういうことなのだろう、と思った。三名がなかなかに、頑張っているので、うれしく思った。
余は全力で採点事務というか、準備に入った。昨日の続きである。二科目はほぼ90%できた。これは来週に各受講生に、採点根拠スリップを手渡し、一刻、相談にのる。59とか69とか79とかの、いわゆる、可・良・優の境目は、従来はプラスしていたが、なんとなく今回はそのままにすることにした。つまり、驚くほど正確に(笑)、優良可否がでてくるのだから、それ以上に手を加えるのは天に唾するようなものだと、さっき思った。
結果を見てみると、まさに59は59であって、絶対に60点、すなわち可ではない。こういう理(ことわり)をディスプレイに見ていて、余は背筋が寒くなった。ただし、余は甘いというか、ゆるめで、大抵は80以上、つまり優が4割を占める。
そんなことで、今日も終わりになった。
木幡に帰ったら、今夜は少し求道的読書でもしよう。はて、なんでしょう。(難しい、ミステリだったりして~)
まあ、がんばった、今日も。明日は寝ていよう。
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