小説木幡記:20070128(日)晴れだからのんびり読書風呂
のんびり起きてきて、午前七時。よく眠った、爽快な朝だった。
昨日の夜半に強烈な大仕事をかたづけて心身ぐんにゃりしてしまった。帰路新装なったRSのハンドルがきびきびして、自動車だけはロボットみたいに裏切らないとおもいつつ、夜半木幡に向けて走った。本当に長期間にわたるキツイ仕事だったなぁ。それにしてもRS、ちっこいエンジンなのによく回る。タイヤのグリップもよい。直角、タイトなカーブもそのまま50キロで回り込んで、楽々。後をつけてくるヤラシイ若者車、そのて改造車も、カーブになると遠くに消えてしまう。RSは別にアクセルふみこむのでもない。ただちょっとシフトをS(スポーツとか言うている)に落とすだけ。そう、ブレーキングなし、魔法のように回り込む。日本車RS、素晴らしい~。
仕事の緊張や疲労が帰路ハッと消えるのだから、余は実に車が好きなんだ。わけてもRSへの愛着は強い。一週間手元になかっただけで、日々喪失感に襲われていた。完全無欠のRS依存症であるとの自覚深し。いや、双璧の一つは今この時も触っている現代パソコンもそうだろう。日々マウスとキーボードを触らないとおそらく陸(おか)に上がったカッパ、空気を断たれた宇宙船ナビゲーター、悲惨なことになろう。
認知症のことだが、本人の来歴を知るのが介護する人にも大切なことと。剣玉が好きで得意だった高齢者の話を木幡研で耳にした。
余ならさしずめ、RSとかマシンを持ってきたら、しゃっきりして目が輝くのだろう。緊急療法としては、1テラバイトほどのバルク(すっぴん)・ハードディスクを余の頬にあてたら、きりっとするかもしれない。便利なものだ。(旧知の人達も、余の性癖、この事実、しかと覚えておいていただきたいものだ。子孫達にはちゃんと伝えている)
さて。あとしばらく採点(ああ、葛野研でのことは木幡研では言及してはいけないな)も続くが、木幡研は平和になってきた。今日などは、理想的な日曜日。のらりと起きてきて、町にもでず化粧もせず(これが、男に生まれた快感だ。学生達をみていると、念入りに衣裳合わせして調えて通学する者もおるが、これは大変神経も使うし、金もかかるな)、ただぼんやりと珈琲飲んで、M1君と談笑して、さて朝から読書。
そろそろ昼なので、キッチンをみたらなんとなくオジヤのようだ。いや、油断ならない。メニュは最後の最後まで、すき焼きがうどんになったり、お造りがパスタになったり、今日こそ海老天ぷらと想像していると、ウナギ蒲焼きに変わる。日々食卓に座るまでは油断ならない、この緊張感。
まあよい。
お昼を頂いて、そして昼寝して、また読書して、夕風呂に入って、夕食いただいて、そして「風林火山」。なんというか、平和な日曜日だなぁ。瞬間就寝、約30秒。いや、目をつむったら朝だから、これは数秒かもしれない。神は、余に贅沢も資産も脳もあまり与えてくださらなかったが、やはり、この世にはお金で買えないものもあるのだなぁ、平和な日曜・瞬間睡眠(笑)
では、また夜間10時ころ、風林火山鑑賞blogをお楽しみに。
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