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2007年1月27日 (土)

小説葛野記:20070127(土)晴なのに

 さして記すこともないのだが、今朝起床4時。勤行のあと、トースト。一瞬卵を目玉焼きにしようと思ったが、も少し長生きしたくてやめておいた。
 葛野着が7:10だから、木幡では相当にゆっくりしたことになる。

 今日は終日採点、そして帳簿付け、原簿付け。
 なんというか、空は晴れているというのに、苦しい人生だね、とおもいつつもサディスティックに採点するというのも、なにかしらあはれなり。

 ということで、本日の葛野記は少しもすかっとしない内容になったが、なに、物事聞くと見るとは大違い~。人は表層も深層も多重なので、どれが本当なのか本人にもわからないし、また「本当」という言葉が指し示すことも、定義できず浮動、浮き沈みするものだ。

 ところで。
 数日前にNHKのなにかの番組で、宇治の黄檗あたりの病院かな? 認知症のことで話しておらすた。認知症は、病気らしい。どういう病気かまでは聞きそびれた。ただ、認知症を抱えている人を相手にするのは、分かりやすいとその医師は申しておった。認知症は、記憶の回路の不都合もあるのだが、なによりも仮面をかぶることができなくなる病気らしい。喜怒哀楽がそのまま表情や行動に表れる。だから、笑っているときは本当に楽しく快適なのだ、嘘笑いではない。怒っているときは本当に怒っているのだ、芝居じゃない。だから、非常に分かりやすいと言うておらした。
 ふむふむ。

 だから~、という結論は聞き漏らした。
 やりようによっては、認知症の人が、怯えず、快適に過ごす環境を作ることは可能らしい。認知症は、昔のことば「ぼけ老人は、なにも分からないのだから、気楽だ」というのは、根本的に、絶対的に誤りらしい。認知症は、自らの行動のもたらして結果を、最初から知っている。そのことへの自責、他人からの叱責、それらがますます症状を悪化させていく病気らしい。本人は、非常に苦しみ、それはストレートに怒りになる。なにも分からないのじゃない、わかっていて自ら対処できないから、ますます悪化する。

 人間は。難しい。
 というところで、さてまた、採点帳簿付け、しこしこと励もう。

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