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2007年1月12日 (金)

小説葛野記:20070112(金)晴

 すこしのんびりしている。来週から三科目分のレポートが回収されるので、地獄の黙示録的な状態になる。つまり大声あげて騒ぐわけじゃなくて、ひたすらレポートの暗号解読に励むわけ。ルールのない暗号じみた一見日本語風文字列、それも400字原稿で平均して5枚、全部で1000枚程度のマニアックで、常軌を逸した、横紙破りのレポートを読む。その数日前の凪のような金曜日。

 昼食は久しぶりの花屋敷通り細川ラーメン。こってり脂ののったチャーシューをいとおしみながら口に入れていく。シナチクがよろしいな。しかし、店の人には悪いがスープは、レンゲでたったの3口。これは家訓じゃからしかたない。「ラーメンの汁は三口にとどめぬと、死ぬ」
 RSの一年点検にも行った。昼におさめて夕方に取りに行く。最近はなんかしらぬが点検料も購入時に、無料となっている。わからない。どうなっているのやら。フロントのお兄さんと、自傷を板金修理する相談もした。100円駐車場で慌てて出て、ポールでドアをこすったんだなぁ。見積もりをつくってくれるようだ。お兄さんが、余の自動車保険の未開封封筒を丁寧にはさみであけて、「よろしおます。この契約内容だと初回は免責もゼロ円で、保険がおりますよ。保険のランクが二つほど下がりますが、直したほうがよいですね」

 ……。

 午後は。
 余の古いノートパソコンを倶楽部屯所に置くために、整理しだした。IPアドレスは一つ旧マックの旧初期OSX用に設定し放置したままのを流用した。イーサネットケーブルは十年ほど昔のが道具箱にあったので使ってみたら、100MBPSでつながった。
 ついでに歴代三番隊長が作っているHPの一部を強制的に直した。ホームページビルダーでちょこっと手を加えるだけだった。これは、学生達が長年悩んできた。

 要するに学生達は、余をアナログ人間、極めつけの古典旧時代人と誤認するようだが、実は、余は以前この世界で飯をくっていた(笑)。だから、つまりなんだな、多くの「できない、わからない、直らない」は、すべて手をかざすだけで直る。なぜ直るかは秘伝でもあるし、すでに40年近くの実績の集積だから説明しがたい、邪魔くさい。
 結局、そういうことは孤立無援、だれの助けもなく専念しないと、そういう経験を最低10年積まないと無理な世界なのだ。このオタク的ネットというかマシン世界、OS世界、ソフト世界は。
 だから、じっと長年我慢してきた。
 いつか、学生達が直すだろうと。

 しかし。
 やはり、無理な話でもある。工学系のぎんぎんの変態的というほどのオタク若者ならいざ知らず、わが葛野の学生達は上品なんだ。お嬢さまなんだ。そういうどろどろした世界に手足をつけるほど、すれてもいない。マシン版、ソフト版のノダメ・カンタービレ世界は、求める方が間違っている、な(笑)。
 しかたない。
 というわけで、直した。あっけない。

 教育とは待つことでもある。学生達自ら、目から鱗が落ちる日を。霞んだような目つきが光る日を。自ら、解き得ないことを、延々と解ける日まで。余の言うとおりして、動いても、直っても、本当は全く無意味なんだ~。
 だが。
 待つ必要のないことも多い。マシン、ソフト扱いは、圏外と思い定める必要もあるのかもしれない。
 十分みんなは、特別共同演習で、悩んでいるのだから、な。
 余だって、RSの板金修理塗装は、そういう専門家に任せる時世だものな。いやいや、若年時は、サンドペーパーで何層もの塗装を落として、パテを練って埋め込んで、乾いたらまた水出しみたいなペーパーで磨いて、塗装して(結果は、なんとなく、色違い!)。時代は変わった。

 というわけで、屯所利用の一般学生用ターミナルは完成した。あとは、別枠予算の大型ディスプレイ入荷を待ち、部屋が改装されたなら、セッティングしよう。春からの利用かな。
 なかなかに、忙しい。

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