木幡の朝まだき:20061202(土)
しらないまに師走二日になっていた。いよいよお正月だ。今朝も元気に午前三時に起床した。昨夜が午後九時だったから六時間は眠っていた。もったいない。疲労回復せねばならぬほどには日中働いていないのに、よく眠る。さらに日曜なんかは午後大抵三時間~四時間の長時間昼寝をしている。怠け者のようだ。
恍惚の日曜作家
さっき朝食をとったが、それまで夜麻登志宇流波斯の土曜分を掲載する準備をしていた。投稿したらもう第八回になっていた。これまでの分で原稿用紙30枚弱になるな。500数十枚を圧縮したとしても、残り400数十枚を定稿にしていく、なかなか毎週こたえられない(笑)というか、しんどいことだ。恍惚の日曜作家。それにしても日曜作家もいそがしい。現在夜麻登志の連載以外に長編二本をかかえている。ひとつは圧縮作業、ひとつは未生のもので全体像はUML表記で存在し、最近はパワーポイントの中に漫画チックに蓄積されだした。後者は探偵司書小泉佐保シリーズ第4『湖底宮』ちゅうのや。
UMLとマック
UMLについては長らく悩んだ末に、Eclipseシステム上でパターンウィーバーv2.2というのに決めた。このために先月中頃8千円ほど送金したが、なかなかよい。WinXP上の話だ。
ところで気がつかなかった、MacG5の昨年のMacOSには、あらゆるダイアグラムというかUMLを含めた図形処理アプリが付いていて、最近まで気がつかなかった。オムニなんとか~というシステムだが、なかなかよろし。それにつけても、2003年に入手した可愛らしい「丸とスタンドタイプ」のG4マシンはMacOSがさらに古くって、サファリブラウザも、このオムニなんとかも、いっかな動かなかった。サファリブラウザは、ある実験をしていたら、「サファリが古い」とマックに言われたのでヴァージョンアップしようとしたら、「MacOSが古い」とさらに言われた。なんというか、ブラウザレベルで、OSが古い!とのたまうなんてね。アップル社もセコイことをする。だから、昨日はfireFoxブラウザのv2英語版をダウンロードして、使い出した。こいつは、MacOSが古い! とは言わなかった。
MacOSも新しいのを買って導入すべきだろうか。なんとなく2万円弱かかりそうで、頭が痛い。それに世の中、軒並みインテルCPUに変わってきたので、どういうMacOSを買うのか、もしかしてG5用のOSは生産中止とか、アップル社は言いかねない。二万円もあれば倶楽部忘年会の寄付金がまかなえるじゃないか。
DelphiPASCAL コンニチハ
ついでに、ちかごろ話題のDelphi PASCALは、大抵時間が夜になるので、少し触ってはそのまま放置して寝てしまう。そのうち、寝ないでさわり続ける必要がでてくるだろう。いまは、おっとりと。なにをしているかというと、最近中止しているMuBlogの完全自由検索システム(MuDB2005)の改訂版を作る予定なのだ。
MuBlog検索
MuDB2005
しばらく休止します
2004.3〜2006.05.09
(MuBlogで記事 1~768を検索)
↑MuBlogの右サイドバー、カレンダー下にきまずそうにあるでしょう! これを改修しないと、近頃本当に不便だ。だいたいシステムは売るためじゃなくて、自分の用につくってきたのがMu流なんだけど、本当に不便。一ヶ月前に掲載した記事でさえ、見つけるのに苦労する。Google で「MuBlog 酒船石」と、MuBlogを付けた鍵語で大抵発見できるが、タイトル中にないキーワードなんかだと、苦労する。月単位バックナンバーでヒットするから直接指示ができていないし、それに出てこないものもある。
九絵とか、しる幸とか、じぶり、だとなんもせんでも発見できるが、検索というのは発見しにくいものをぴたりとおさめて、意味がある。
まして、知友達の貴重なコメント内容など、MuDB2005が無い現状ではさがしようがない。見つからないのが、お互いに幸せというアイロニーもあるのだが、うむ。
そういうわけで、新MuDB2006~2007を作ろうとしているのだが、せっかくDelphiPASCALに大枚3万円も投資したのだから、もとをとらなくちゃと思い定めて、以前なしていなかった、トラックバックとリンクとの双方向関係をきっちりと、データベースに格納しようと思ってしまった。すると。なかなかに、新しいアルゴリズムを構築するのが、しんどくて、毎晩10分ほどさわっては、「無理かなぁ~」「いやいや、ここでめげてはならない」とか「ああ、眠い。またあした」これが毎日続く。Pascalであれ、Javaであれ、新規にコードつくるのは、心身にキツイね。頭がなかなかついていかない。だまってプロジェクト名をだけ設定すれば、10分後に新システムが完成しているような、そんな夢のような開発システムは、この世にないもんだろうか。
(多分、あれば、そういう会社は秘匿するだろうね。それは売らずに、それで造ったものを毎日販売するだろう)
と、ここで話は終わらない。
動画処理と古式ファイルメーカーv7
昨日葛野研では授業もなく倶楽部もなかったので、午後は丁寧にMacG5で動画を触っていた。動画は何年越しだが、ここ最近ようやく木幡研でも葛野研でもすばやく手がうごくようになってきた。その理由をいくつか考えてみる。
1.最近までずっと動画は30分とか、
1時間とか、2時間の長尺ものを対象に考えてきた。DVD化をイメージしていたせいだろう。ところが、こういう長いものは現代のファミリーな、メモリが数GBで、CPUが3ギガヘルツ程度では対応できないことに、やっと気がついた。無理だったんだ。一つの処理をするのに延々と数時間、終日かかるような作業は、もともと無理だということだ。で、これは止めることにした。今のマシンシステムの100倍ほどの高性能マシンが10万円程度になったら、考えても良いが。
2.徹底的にクリップと呼ばれる
動画断片を相手にすることにした。昨日も、1分程度のmpeg2ファイルをmovとかmpeg4に変換する程度なら、秒単位で可能だった。
3.それで、昨日はそういう断片をDB化しようとして、
マックで手頃なDBMSがなかったので、昔買ったファイルメーカーのv7を引っ張り出して、使い出した。
4.このファイルメーカについては、
最近は新しいヴァージョンが出ているのだが、ずっと迷っている。ともかくv7では簡単にmpeg4動画断片をDB化でき、それをweb発信する実験もあっという間だった。
5.そのあとが問題だった。
他のマシンも、winXPとか古いマックでこの動画Webを覗こうとすると、やれQUickTimeをダウンロードせいとか、このブラウザでは読めませんとか、小うるさいことをがんがんいいだしよった。すかん奴らじゃ。
……
というわけで、いま午前6時をすぎた。日記にしては、ちと長すぎる。これで終わり。
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