小説葛野記:20061108(水)晴
今朝は午前3時に起床した。少し早いなと思ったが、じゃまくさいので起きていることにした。近頃、やっておきたいことが多くて、寝るのもじゃまくさく感じる(と言いながら、実は横になると寝てしまう)。
とりあえず洗顔した。ずっと電動歯ブラシなので、脳天に突き抜けるような振動で目が完全に覚める。福井県山中・永平寺の坊さんのことを思い出すと、彼らは僅かな水で洗顔していた。しかし余は現代人なので温水でじゃぼじゃぼと洗った。これは王侯貴族の振るまいかも知れない。リタイアしたら水にしよう。
M1君は昼夜完全逆転なので、朝の挨拶をした。
で、何ヶ月ぶりかに目玉焼きを作った。ずっと、朝の目玉焼きは停止していたのだ。そのかわり発酵バターを使うのはやめて、ブルーベリージャムを一杯のせて、ブラックアイスコーヒーで食べた。木幡研はジャムも味噌もハーブも自家製なので、たっぷりたべても毒にはならないだろう(笑)。
と、いろいろ前振りが長くなったが、今朝は寒かった。
本日定食
100人の受講生を7名の上級生が支援するグループ討論会二日目。先回は受講生達のノリが良かった。
この授業構成はすべて倶楽部関係者が議論して作ったものだ。原案は昨年まで余が使ってきた方法論なのだが、今年は印象がはっきりと違って見える。
別の科目で作った近未来の生涯学習館・近似図書館企画書がある。これを10点選んで各班に手渡し、討議資料にするのだが、先年まではこれを初日に渡した。今年は、今日、二日目に渡すことになった。この違いが大きいと、余は今朝感心している。一回目に手渡すか、二回目か。ここで支援学生達は、一回目には直接生涯学習館にもっていかず、まず「自分たちの生涯学習」を論議させる方向をとった。
次に今日二回目は、各班から代表を選んで、授業の最初に先回グループ討議内容を発表してもらうことになっている。そして大部な企画書を討議資料として手渡す。
……。
こんな細かなことを書いても関係者以外はわかりにくかろう。
要するに、優れた学生達がまるまる一日かけて「授業構成」を考えると、一人の教授が考えるものよりも斬新というか、現実に即したものが生まれる、こともある(笑)、それが言いたかった。
午前は会議一つ。委員長なので、近々開催される公式会議の準備を始めている。なかなかに~。
午後も会議一つ。
その後は、掃除と、情報学関係の図書を選定して発注する。情報学というても独特のニュアンスを込めたつもりで、それこそDelphi からblog自製、ミンスキーの名著『心の社会』のようなもの、認知心理学、文章論、多様である。ちと乱暴なくらいに見えるだろうが、なになに、内在的論理はちゃんとある。
思うこと
いろいろRSで走りたいのだが、11月でこの寒さだと、山間部などは早めに行かねばならない。平地部とか町なら年末年始の暇な時(皆が大忙しになると暇になる)に行けるのだが。やはり今度車を買うときはがちがちの四輪駆動にすべきか。などと、夢想。ああ、伊吹山は早めに登らないとたしか道が閉鎖される。琵琶湖も冬は船がほとんど止まる。また来年か~と、何年来。
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