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2006年10月29日 (日)

今朝も日曜~

承前MuBlog:日曜の朝はわくわく、そして~

 いま日曜の午前四時半、なんとなく小説木幡記を書き始めている。
 日曜が、それほどうきうきする日ではないのだが、毎日が日曜日なのだから、けれどやはり責務がほとんどないのはわくわくする。
 何をしてすごすか分からないのが日曜日なのだ。
 というよりも、日曜は予定を入れないという、そのスケジュールのらち外というのが、一番よいのじゃなかろうか。
 多分、夕風呂にはいってNHK大河ドラマをみて眠るのだろう。
 
 日曜日にでかけることが少ないのは、電車もバスも混み合うからという理由が大きい。贅沢からは縁遠い人生だが、「空いている」という贅沢は堪能しているつもりだ。

 たとえば午前六時に自動車で葛野に向かえば、通勤時間帯の半分の時間で到着する。
 たとえば午前六時に京阪電車に乗れば、一車両まるまる私のリビングルームになる。
 たとえば昼食堂は11時半に入れば、ほとんど客は私ひとり。
 たとえば木幡研も葛野研も原則、私ひとりで仕事をする。だから狭い部屋でも空いている。
 たとえば大学キャンパスは、私が往き帰りする時間帯は、無人に近い。
 たとえば授業の教室指示は、大抵300人規模の大教室に8:50分点呼、出席者は8割で50人前後。
 すべて空いていて気持がよい。

 そういう贅沢をあじわっているから、ついでに日曜日の予定は空き空きにしてある。だからと言って予定を詰める気持はさらさらない。長い人生を歩んでくると、友人知人もうっすらと気付いているようで、だれも何も言ってこない。というよりも、私の知り合いだと、似たようなもんだから、似たような思いをしているのだろう。

 そんなわけで。
 さて、今日の日曜、なにしましょう。
 日曜作家。
 昼寝。
 読書。
 夕風呂。
 夕食。
 ぼよよんと瞼が半分おりた状態で床に入り、極楽睡眠
 そして月曜日。

 これが2006年10月末・日曜の、私の真実だった。まったく、脳が、とろけてくるなぁ。

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