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2006年10月27日 (金)

ゲーム・プログラミング考

承前MuBlog:幻の古代王朝・京都篇/Luna
承前MuBlog:純粋物語作法

 パソコン黎明期から、コンピュータの中に物語世界を造形することが夢だった。つまり、物語世界の模型を、プログラム(アルゴリズム)として定着させることだった。
 これは、動く細密模型をシステムの中に仮想的につくりたかったとも言える。
 そこには、疑似人間も住まわせたい。
 それぞれが世界観を持った人間、1..n人。

 登場人物や、物語世界の要素を、対象物(オブジェクト)として自律させることになる。
 私が造った物語世界に、私が造った登場人物が、私の条件設定した世界観の中で、自由に動き回る。
 「私の物語世界観となると、それは対象個々の自由がなくなるではないか?」
 そうじゃない。
 私の設定した、初期設定の物語世界観という制約を突き抜けて自律的に動く世界を創りたい。

 すでにあるゲーム世界を楽しむという気持はなくて、世界を創りたいという意識が先行する。
 要素はDNAにあると考えてきた。アメーバーほどのゲノムを解読する立場よりも、設計し施行してみたい。
 そんな風に考えると、MuBlogを書いている場合じゃないと、焦りも味わう。
 ただ。
 私の趣味としては、それが一番かと、今朝思った。

 実際に使う道具は、……。いろいろあるだろう。筆をえらばない。

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