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2006年8月16日 (水)

お盆の休暇

 今日は8月16日、曜日も思い出せない。葛野に朝からきていた。極早朝は、9月23(土)に行われる倶楽部の五周年記念「Truth誠会特集号」、の原稿を整理していた。私が編集長じゃなくて、ただの助っ人。送付してそのあと葛野に走った。お盆休みだから自動車は楽だった。

 お昼は冷麺をセブンイレブンで買った。いつ食べたか思い出せない。ずっと夏期論文に専念していた。なんとなく先ほどから、目の奥が痛くなってきたので、もう止めよう。八時間程度続けただけで、音をあげるようになった、これを称してヤキがまわった、というのだろうか。

 勤務先が仏教系からかもしれないが、ここ数日は休業中らしい。ただし警備の人はいる。ここへ奉職して十数年、毎年夏期とか冬期はこんなだったから、つまり無人のキャンパスへとことこでかけて、研究している変人で通っているようだ。だから誰何(すいか)はされない。電話もない、人もいない、要するに一言も話さなかった。あんまり専念したので、独り言もなかった。

 今日は都は送り火、大文字だ。一昨日も無人キャンパスにきて、なにかのついでに最上階まで登ってみたら、大文字、左大文字がバルコニーから見える位置だった。しめしめと思ったが、今夜十六日、そんなことをしていると深夜九時になりそうなので、もう帰るとしよう。

 仕事とか研究とか、専念した結果は、問わないことにしようとしている。生きる知恵だな。もともと人生とは、無意味なことの積み重ねだから、いまさら子供っぽく、ああたらこうたら言うてもしかたない。ともかく、夏期は無人の環境で、なにかをしかしか、しこしこしている。それは加齢とともに、結構疲れる。脳が痺れるような感じになる。だから、帰還して夕食をとれば、朝になる。良きかな。

 人と話はしないが、終日ただ幻聴の中で、幼児期の夏の昼下がりの蝉の鳴き声が聞こえていた。

追伸
 昨日の大東亜戦争敗戦日は木幡研で、掃除していた(笑)。そしてときどき、小松左京&谷甲州の『日本沈没 第二部』を読んでいた。押さえた筆致、人物達がそれぞれ案件を処理していく姿がとてもよい。まだ数章しか読んでいないが、私は好きだな。彷徨える日本人。四季折々の国土を一挙に失い、世界に散らばって25年。そろそろ日本人であることを忘れかけようとしている、そういう中で、人々はどうやって生きていくのか。なかなか、難しい問題が一杯あった。今夜もまた読もう。

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