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2006年7月21日 (金)

繰り返す日々

 今日は、雨だった。
 雨天についての感想は、人様と異なるので記さないでおこう。
 今日も、変わったことはなかった。日々繰り返す人生のようだ。
 それに不満があるのじゃなくて、日々変化が少ないのは、こうしたMuBlogのような日記形式には似合わない。かといって、きっちりとした感想文や写真紀行を掲載するほどには、ゆとりがない。

 ゆとりが少なくなったのは、いくつか事情があって、しばらくすると解消する予定だが、ところが伏兵があって、この数ヶ月まともに郵便を開封もしていないし、まともに書類手続きもしていない。ゆとりが生じたとたんに、そういった雑務の山、波が押し寄せてくる。
 おまけに木幡研も葛野研も目を覆う惨状、犬小屋状態。
 一体どういった生活をしているのかと、われながら振り返ると、ともかく、毎日なんかかんかに専念し、半分忘我になって、美味しい夕食を終えると、知らぬ間に朝になって、また日々が始まる。
 これは人間らしい生き方なのかどうか、考えると、腑に落ちない。

 今朝、起きた。
 なにかしらメールの返事を書いたりしてあっというまに出勤時間、午前6時になった。が、今日は授業がないことに気がついて、それから10時まで、まとめものをして、図書も散見した。
 春日通りの花屋町通りの細川ラーメン着が11時ころだったか、狭い駐車場に細心の注意をこめて入庫。チャーシューメン800円、二週間ぶりだった。
 葛野着が12前だったか。お湯を沸かしたり、洗い物をしたり、珈琲を淹れたりしてすぐに午後一時前。
 ひたすら委員会の宿題を始めた。

 午後3時ころから、午後6時ころにかけて、合計4名の若者とそれぞれ打ち合わせをしたり、手伝いをしたり、受け答えを断続的にした。
 1.後期の共同演習の班員増減について、班長の一人と話し合い、その旨、私からも助勤二名にメルした。
 2.夏期のオープンキャンパス用に使うアドベンチャーゲームの仕様について合計3名と連続して話した。

 6時ころから、夏期論文の算段に入り、途中で別のまとめをしたりで、あっというまに午後7時半になった。いそいで片づけて駐車場までいくと、7時45分。と言うわけで、八時半ころ帰還してご飯をいただいて、うたた寝して気がついたら午後11時になってしまった。
 明日は原則休暇土曜なので、こうして遅くまで起きている。
 と、いいながらも明日も今日と同じになる予感。

 まことに、人生とは、なにやら分からないままに世界が世間がヒトが眼前を通り過ぎていく。
 どうやら、これがここ10数年の私の日々のようだ。
 なにも、変わったことはない。
 冒険も、危険も、なにもない。
 平凡な日々。
 それに愉しんでいる自分がいた。

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