定番の寄り合い:鳥せい伏見本店
定番の鳥せい伏見本店
何を話したかは覚えていない。なんにも話さず、むしゃむしゃと、食べている内に皆の顔色に喜色がもどってきた。四年生というのは、就職活動や卒業論文やら、もろもろあって、気持ちが落ち着かない日々のようだ。そういうときは気心知れた者で、うまいモン食べて、おっとりしたら、落ち着くような気がしていた。で、そんな雰囲気になって、よかった。
鳥せい伏見本店前と、妖しい鳥
この暖簾を背景にこれまで何十回写真をとったことか。通い始めて30年は経つ。それぞれの、伏見港がまた、昨夜もあった。機嫌の良さそうな顔をみていると、私も笑い顔になる。道行く人たちも、写し終えるまで前を通るのを待ってくれていた。ありがとう。
鳥も写しておいた。ものすご美味しい、骨ばりばりなんだが。そしてお値段も格別なんだが。名前は明かさない。今朝、耳にしたところ、だれかがこの鳥をペットにしているらしい、バリボリ(笑)。
宇治の田舎の喫茶店
お茶を楽しく待っている学生たち
五月の夜風は肌に心地よかった。随分気に入ったようだ。なんとなくワイルドで、幻想味たっぷりで、町中では見られない喫茶店に、喜んでいた。伏見からも遠隔なので、ここまでディープな地場を案内することは皆無なのだが、まあ、思い立ったときが吉日。しかし、なかなか席をはなれない風情にはとまどった。時間を見ると、深夜8時(笑)を過ぎてしまった。あはは。むづかる三人を店から引き離して、まとめて連れて帰った一夜でありました。
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コメント
(宇治の田舎の喫茶店)の写真が、ちょっと小さすぎやしませんかぁ~?
投稿: wd | 2006年5月17日 (水) 17時45分
Wdさん
初老が深夜(午後8時前ですがぁ)、若いモン達を引き連れて骨休めしているという、そういった、言うに言われぬ「カッコ付け」というか「強がり」をちょこと見せるための画像ですので、むさくるしいオジサンは小さくてよかろうという、複雑な美的配慮の結果、この大きさになりました。
虫眼鏡などご利用願えれば、よろしいかと~。
投稿: Mu→Wd | 2006年5月17日 (水) 18時15分