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2006年5月 5日 (金)

登喜和(ときわ)のステーキと春の京北周山町

登喜和:ときわ(京都市右京区京北周山町・JR周山駅、信号の北)地図(概略詳細

登喜和のヒレ・ステーキ

登喜和のヒレ・ステーキ
 周山のトキワ(登喜和)の噂は随分前から聞いていた。もしかしたら私が20代末に耳にしていたかもしれない。二年前にMuBlogで「常照皇寺」を掲載したとき、旧知が登喜和のコメントをくれたので、それ以来意識に登ってしまった。2006年5月4日、GWの真っ直中、午前11:30開店と同時に入り、ヒレ・ステーキにした。150グラムとこぶりだが、これはグラム単位でなんとでもできる。私は一番小さいのにした。店を出た後、次回は250グラムにしようと思った。塩と胡椒で焼いた、見かけの数倍上品な味だった。このお店は実質勝負だと思った。店を出るときは、行列ができていた。大抵グラビア雑誌、旅行雑誌を手にしていた。なかには近所のオジサン、おばさんも混じっていた。
 ここは、11時半必着の店のようだ。

登喜和の店内
 ステーキとすき焼き肉は、牛の識別番号を公開していた。オーナーの気合いが入っていた。

登喜和の店内

登喜和のメニュー
 純粋国産牛肉、ステーキがこのお値段というのは、なかなか真似のできないことだ。とはいうものの、絶対額としてお昼にこれだけ出すのは、夕食はお茶漬けか、ぬきにするかの瀬戸際だ。今度行くときには、定食もよかろう(笑)。

登喜和のメニュー

登喜和の建物
 JR周山バス駅の北に信号があって、すぐそばに看板が見える。

登喜和の建物

周山の春

周山の山の春
 周山の春の山。ここは北山杉の里だから、直立した杉の植林が自然の景観になっている。しかしその間にところどころ、モミジなのかイチョウなのか山ザクラ。よくわからないが杉とはことなる樹樹が春を楽しんでいる。圧倒的な色彩だった。言葉がみつからないのだが、だれかが山々をキャンバスにして、さっさと筆を流した、そんな気がした。

山模様
 こんな不思議な山の姿はみたこともない。どんな事情だったのだろうか。想像→この山の一部だけ杉嫌いの人の所有だったかも(笑)。

周山の山模様

慈眼禅寺

慈眼禅寺
 ステーキは午前11時半からだったので、登喜和の裏に駐車して回りをあるいてみた。こざっぱりとして、それでいて威厳のある禅寺があった。中には入らなかったが、近所にお寺の会館もあったので、遠くからの参拝者もあるように思えた。信仰心の薄い私は、寺を風景として捉えた。古色。それが落ち着きの原因なのだろう。仏陀や禅師が古色とは思わない。日本の寺が風景の中で古色なのだ。佳い。

銀杏の巨木
 古色の寺を際だたせているのが日本の山や木や水。田園風景なのだろう。寺の裏山は色彩にあふれていた。

慈眼禅寺裏の銀杏の巨木

古井戸
 なぜこの井戸を撮したのか、うふふ。私は、こういうのが好みなんだ。それだけのこと。この古井戸に由緒があるとは思わない。

慈眼禅寺近くの古井戸

篠山藩周山代官所跡
 丹波篠山は数年前に行った。何年も印象に残るほどによい地勢だった。その領域はこの周山にまで及んでいたのだ。

篠山藩周山代官所跡

 こうして、
 宇治の木幡を5月4日(木)の午前9時に出発し、11時前に着いた。登喜和のレストラン部は11:30開店なので、それまで販売部の方で肉を買ったり、近くの慈眼禅寺や、代官所跡を写真に撮し、それに鞍馬方面の道のそばの、木材を中心にした土産物店ものぞいてみた。
 その中で、山々の姿がよかった。春の山は見飽きなかった。

 木幡帰還は、まだ三時前だった。ひととき昼寝した。ゆっくり、あっさりの休日は佳い。

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コメント

あらまあ~。Muさんも周山街道を走っておられたんですか。

 3日の日、梅ヶ畑にある(平岡八幡宮)の「花天井」を見に行ってきました。帰りに嵐山・高雄ドライブウェイを走りました。(北山杉)の木立がきれいでしたね。

 (周山の春)の写真は、やはり山桜じゃないかと思うんです。高雄を走る途中にも、北斜面のソメイヨシノはまだ咲いていましたし、枝垂れ桜や八重桜なども見ました。もう五月なのに・・。

 私は高雄紅葉(たかおもみじ)の新緑にウットリしました。

(コメントをつける記事を間違ってしまいました。山ツツジのコメントは、消しておいてくださいm(_ _)m。)

投稿: wd | 2006年5月 5日 (金) 12時05分

Wdさん
 私は4日に周山を走りました。平岡八幡は存じませんが、花天井という言葉は気になります。いずれ行ってみます。
 ところで、今回のドライブで紅葉を見たく思いました。ところがサクラや紅葉の季節は混みますね。だから考えてみました。
 泊まりがけで行くのは大げさだから、真夜中に家をでて、朝一番に鑑賞する工夫です。
 今秋、来春、MuBlogは紅葉や桜でにぎあうことでしょう(笑)

投稿: Mu→WD | 2006年5月 5日 (金) 12時34分

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