NHK功名が辻(20)いろいろ
承前[MuBlog:竹中半兵衛の死]
いろんなことが45分間に少しずつ入っているので、「そうですかぁ」と、ただ時間がたった。
軍師黒田が有岡城の土牢に八ヶ月ほど幽閉されていて、足腰立たない状態で救われた話は種々聞いているので史実なのだろう。
三木城が兵糧攻めにあって二年近くの末に、開城したときは城中悲惨な状態だったと想像できた。
小りんさんの汚れ役が、なんとなく、まあよかろう(笑)。女優さんも大変じゃ。
信長が宿老二人を放逐した話は、ドラマではみんなの前で言い渡したようだが、放逐する理由を丁寧に記した二人あての書状が残っているとか耳にした。
今回のドラマは、信長や秀吉の影を色濃く残忍に描くことによって、一豊に光をあてているようだ。
追伸
一豊さんの槍遣いが、なんとなく上手に思えた。練習なすったのじゃろうか。
再伸
考えてみるに、一豊さんを描くのは、これまでの多くの大河ドラマ流から見ると、難しい。千代と一豊は、まだまだ一軍を率いる大将軍ではなくて、現代のサラリーマンだから、家庭の話になりがちとなる。
歴史の流れの中で、それを動かす原動力には成りにくいので、戦国ドラマとみると、つまずく。
いわゆる風雲児、英傑ともいいがたい。
うむ。
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