FMV LOOX(富士通のノートパソコン)を飼いました:修理ではない
承前[MuBlog:Prius(日立製ノートパソコン)]
FMV LOOXと猫
なぜ大・富士通ノートパソコンにしたのか。
多少迷った。友人講師の薦めでは、最初ソーテ某というB5判でも3KGくらいはある数万円の廉価版にするつもりだった。使用目的は、教室でそれとなくパワーポイント映写などして、薄い講義の中身を目くらましするだけのことだったから、動けばよい。(ソーテ某社の人、怒りなさんな、文飾にすぎぬ)
このごろ、妙に講義の声がむなしく木霊して、寝息だけがそこかしこから聞こえてくるので、ここ一番、授業改革のうけを狙ったわけなのです。
いまさら、大画面に薄い内容を投影しても、ますます暗くなった部屋は仮眠室になるのは、わかりきったことだが、人間、態度で示す必要はある。「先生は、みんなのために、授業がんばっちょるんですぅ」と(失笑)。
と・こ・ろ・が。
いざ、何にしようかとカタログを見ると、各社狂乱。特に4月の入学期、就職期だったせいか、この世はノートパソコンだらけ、ヤマダ某電気店なんかでは来場者にただで配っている(嘘です)、とそんな雰囲気だった。
これまで、人にコンピュータ関係のことで相談をされると、数秒で、「ああ、君はこれがよいなぁ」ですませてきたのに、いざ自分のマシンになると、迷いに迷いだして、決定までに一週間考え込んだ。
競合機種は、SONYだった。VAIO-typeTというのが高くて軽くて薄くて長時間使えてかっこうよくて、若いもんにだんぜん「うらやましいぃ~」と言われるスタイルだった。
なのに、大・富士通LooXに決定した。
事情はいろいろある。
色がよかった。「火星の赤」とかいうしろものらしい。しかしね、色で決定したとは、だれも信じないだろうね。実は、インターネットで、若い男の腕が鞄からLooXを取り出す姿が気に入った。これも、信じないだろうね。
語れば長い事ながら、私の40年になんなんとするコンピュータとの関わりから、LooXにした。と、言ってもなんのことやら分からぬだろうな。
うむ。私は、その親シリーズ名、Bibloが気に入ったようなんだ。
なんとなく。
富士通・FMV LooX、実によいマシンです。軽い。ちっこい。キーボード使いやすい。使用時、指紋認証じゃって、すごい~なぁ。
FMV LOOX
講義は90分、足りる。
(うん、講義二つ連続時は、3時間か、いやまだ大丈夫だ)
ハードディスクは60GBある。というても、1.3GHZのCPUで動画をいまさらがんがんまわすこともないので、一体何をいれるか、考慮中。
多分ね、講義ノートなんて全部あわせても、フロッピーディスク数枚にもならないね。
FMV LOOX A4判ケース表
ところが、実は内心、このおまけほしさにそのお店、お嬢さん経由でLooXを買ったのかもしれない(爆)。
FMV LOOX A4判ケース裏
……
しかし。あの、パワーポイントって、どこの業界でも使っているようだけど、~。
なんとなく、だね。
結局、一太郎で仕上げた文章を大画面に投影して、終わりかな。
もっとすごいの。
大昔のノートを、スキャナでいれて、そのまま投影。
さらに。
教科書のサワリをそのまま投影。
なんのこっちゃ。
そんなことなら、マイクで話した方がよい。
LooXは、宝の持ち腐れ、になりそうな。
お粗末でした。
以上。
(講義、授業改革に悩む田舎教授)
追伸
この先生は、なんとなく10年前のパソコン講義、プレゼンテーション方式をいまごろ取り入れようとなさっているのですが、どうなんでしょうね。きっとLooXは来年の今ごろ、なんとなく、チューナーを増設してTVを眺めているような予感がします。(教員講義監察官)
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