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2006年2月 6日 (月)

古代史新聞に読む「壬申の乱」

古代史新聞 新版/古代史新聞編纂委員会 編

古代史新聞 新版/古代史新聞編纂委員会 編
 Muは以前からこういう図書が好みである。なんとなく読みやすくて、全体がすっとわかり、店頭にならべてあると知らぬ間に手に持っている。何年も前に『三国志新聞』を買って、いまでも時折眺めている。この『古代史新聞』は新版となっているが、旧版との違いはわからない。ただ、目の前にあるものだけですませられるのもこういった「お楽しみ本」のよいところだろう、過去は問わない。
 さて、どんな記事があるのか。いつもなら、スキャナーで目次を全部取り入れて記録するところだが、なんとなくこういう図書は、どういう記事ネタを構成したかが売りなのだから、そこまで目次をしっかり入れると制作者に悪いなぁ、と思ってよしにした。
 さわりだけ触れておこう。全世界の古代史で、Muの興味をひきそうなトピックは大体網羅されている。

【メソポタミア=BC2500年】 メソポタミアで原始民主制崩壊
  三国鼎立時代に突入 ウル、キシュ、ウルクが次々と王制へ
  シュメール王名表、編纂始まる:ウル第一王朝の総力結集した大事業
【インド=BC486年】 釈尊入滅!悲しみに沈むインド
  生涯を人類救済に捧ぐ
  緊急特集 ゴータマ・ブッダ 行動の軌跡
【奴国(倭)=57年】 光武帝より金印授与 外交の足がかり
  倭の奴国王後漢に朝貢
  政界ウォッチング「後漢 光武帝の行革手腕」

天智天皇崩御

天智天皇崩御『古代史新聞』p.196
 だいたいこういう見出しが「BC3500メソポタミア」から、最後は「806日本 空海」まで続いている。その最終記事では、829年、「ウェセックス王国のアルフレッド大王 七王国のイングランドを統一」という記事も併記されていて、世界史と日本史とが同時代でよくわかる。

 さて、数日後NHKの「その時歴史が動いた」で壬申の乱が放映されるらしい。そのとき、また記事を掲載するつもりだが、この新聞ではどうなっているのか。
 
【日本=671年】天智天皇崩御
  大友皇子が即位か 鍵握る大海人皇子
  <日本=672年> 天智天皇の死に重大疑惑 六月行方不明説が浮上
  <日本=672年> 大海人皇子の反乱軍勝利
    壬申の乱 瀬田唐橋で大友皇子軍を撃破
      大友皇子は自決
  <日本=673年> 天武天皇即位 皇后は菟野皇女に決定
  <メキシコ=683年> パレンケ パカル王逝去

 というわけで、Muはこの「天智天皇の死に重大疑惑」に、惹きつけられた。さて、どんな記事か。それは読者が読んでのお楽しみ。

注記:新版『古代史新聞』日本文芸社、平成18年1月.952円+税

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コメント

せんせ

壬申の乱で古代史新聞を持ち出すのは、反則やね。問題は、新聞社が何処か?信頼できるかどうか・やね。(笑)

天智天皇の死に関しては、謎が多いそうやね。確か40代前半ですから、暗殺という疑いが有りますね。

瀬田の天下分け目の戦いで近江軍の總大将が蘇我一族の高官に殺害される。どうも、きな臭い話が多いですね。

今度。記事を書きますけど、本当の事は誰もわからんです。

だから、面白いダス。

投稿: jo | 2006年2月 6日 (月) 22時22分

joさん、2006年2月 6日 午後 10時22分

 古代史新聞記事を典拠にするのは、それは、トンデモ反則技かもしれませんね。
 しかし、そこが素人の強みというか、気楽さですよ。
 権威ある◎日新聞社によれば~なんて、いう知識人が多いのにくらべて、こちらのほうがスジがいいです(笑)

 さてね。山科の木幡山って、どこにあるのかな。宇治に天智さんの真説天智墓があるそうなんですけど、どこなんだろう。明日のNHK、その時歴史がうごいた、でなにか分かればよいのですがね。

投稿: Mu→Jo | 2006年2月 7日 (火) 05時13分

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 昨夜NHK総合TVで「壬申の乱」が放映された。松平さんの司会と、講師は遠山さんという学習院大学の先生だった。遠山先生の著書は以前『天皇誕生:日本書記が描いた王朝交替』(中公新書1568)を読んでいる。これまで感想文として記録しなかったのは、Muの感性とは異なるところが多かったからである。学問に感性とか好き嫌いはないでしょうと、おっしゃるかたもおるやもしれないが、それは違うと思う。どんなに正確な事実検証があったとしても、そのことへの視点がどうであるかで、その学問全体への、私の評価も変わる。  たとえ... [続きを読む]

受信: 2006年2月 9日 (木) 09時29分

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