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2006年2月 5日 (日)

NHK功名が辻(05)お市の方

承前

 今夜は、千代の持参金話からドラマが始まった。10両だったらしく、換算すると100万円。一豊の石高が50石で、年収500万円相当と解説があった。これはわかりやすい。また、千代の作った小袖が、パッチワークで評判になった、そんなエピソードがおもしろかった。

 信長は稲葉山城を岐阜城とあらためた。あわせて天下布武のメッセージもはっきり打ち出した。しかし上洛するには、障害となる近江があった。琵琶湖南部は六角氏で、湖東北は浅井氏が小谷城に居し、若き長政がいた。そこへ信長の妹、お市が嫁ぐわけである。その前夜が今夜の話だった。
 こうしなければ、浅井氏は越前の朝倉氏とよしみがあり、また信長の背後には武田家が控えていた。策無しでは上洛は覚束なかった。
 (それにしても、京都にたどり着くことが天下取りの証であることが、なかなかに、考え込んでしまうところである)

 お市の悲劇は信長や秀吉に興味のある人は存じているはずだが、やがて浅井長政は信長に攻められ、秀吉が長浜城に入る。そして否応なく救出されたお市は、三人の娘を連れて、信長の家臣柴田勝家に嫁ぐ。勝家はやがて北庄(福井市:きたのしょう)で秀吉に滅ぼされ、お市の方もこのとき自害。だが、娘三人は生還し、一人は淀君となり、一人は京極氏に嫁ぎ、もう一人は後日徳川秀忠の正妻となる。すなわち徳川家光の母である。これは、ミトコンドリアレベルでは、織田家のDNAが、徳川将軍家に入ったことになる。

 ここで、お市が嫁ぐ浅井家の居城位置を確認しておく。
 小谷城跡・地図(滋賀県東浅井郡湖北町) 関係サイト

 今夜もなんとなくほのぼのとしたすすみ具合だった。頭の片隅では「合戦、謀略もなく、ひとによっては、退屈かな」とも思えたが、Muはエピソードのひとつひとつが、おもしろかった。鮒寿司のことを千代が一豊に説明していたが、どうなんだろう、現代でも琵琶湖岸以外の他府県の方は、鮒寿司をご存じなのだろうか。Muは以前から稀に口にすることがあった。最近では茶漬けにして、美味しく味わった。(MuBlog:鮒寿司とスチルトンチーズ

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コメント

千代の着物

パッチワークの着物ですが、デザイン感覚がすぐれていないと、出来ないでしょうね?お市さんが、ねねに作った着物を持ち去りましたが、兄貴も妹も新しいものが好きだったんですね?

千代もお市さんも馬を乗りこなしていましたが、この戦国時代には有り得た話なんでしょうかね?

何かの本で読みましたが、日本ではパンツ(ズボン)が戦国以降途絶えますね。袴として残るそうですが、特に女性はズボンを嫌いましたね?

何でやろ?と、思います。

16世紀の朝鮮半島のチャングムはチョゴリを着ていますが、海岸で裾を持ち上げて浅瀬で遊んでいる姿で、ステテコみたいな下着を履いていましたよ!

さて、お市さんこれから、素晴らしい男性と巡りあうのですが、最後は悲劇でしたね。

投稿: jo | 2006年2月 6日 (月) 14時04分

jo さん、2006年2月 6日 午後 02時04分

 数百年前の巴御前は騎馬武者だから、戦国時代もありと思いましたが、はて。戦国時代に女性が乗馬するのは、なにか、不都合でも?(笑)

 さてまた、女性の着物のことを深く問われても、なんともはや、ちょっと分かりませんなぁ。

 そういえば昨年、チャングムはステテコでしたね。寒いところだから、補助衣料は発達することでしょうね。

投稿: Mu→Jo | 2006年2月 6日 (月) 17時15分

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承前  千代も一豊も、そして二人の家人も気に入っているのに、どうにも「功名が辻」の先行きが危ぶまれてきた。もしかしたら、秋口になると、少しはしゃんとするかも知れないのだが。  まず、現在にあっては、みんな老けすぎ、もう少し若い信長、若い明智光秀、若い秀吉、そして若い浅井長政を配置したほうがよかったのじゃなかろうか。老いが悪いなどとつゆほどにもおもわない、そんな馬鹿な自己否定はしない(笑)。しかし、若さがない。ドラマ全体がどんよりしてくる。  秋口になると、いまから10年後か20年後になって、さまにな... [続きを読む]

受信: 2006年2月12日 (日) 21時27分

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