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2006年1月 6日 (金)

木幡の朝風呂と異国のこと

 今朝早くに朝湯につかった。湯気がたちこめて温泉気分だった、というよりも温泉と思いこんでいる。湯温は42度cにしているが、これだと延々と湯船にいられる。極楽。

 極楽の中で娑婆のことが頭をかすめた。気がつくともう金曜日、週末で、明日七日土曜日から授業が始まる。そわそわする。授業関係の大きな宿題は4日と5日の両日でほぼすませたが、委員会や図書館の宿題は(笑)、明日と明後日が「勝負」になる。ならば本日はどうなのだと自問自答する。あれと、これと。あれかこれかという悩みがなくなって数十年。常に、あれもこれもなさねばならぬ、キルケゴールからは遠い世界。

 三日のことだったか、家人たちがケーキを囲んで笑っていた。柿が載った、チョコ風味の変わったものだった。Muも一つ食したが、なかなかに。しかしそのケーキ屋さんが行列の出来る三条木屋町キルヘボン、そこでは店員さん達がフランス語を使っているらしい。で、なぜ笑ったかというと、Muが京都で学生時代から通った中華のミンミンでは、数十年も昔から中国語を使っていたからだ。正しい北京官話かどうかはしらないが、耳には「ちゃおず、りゃんがぁ」とか「ぱうろぉ、いーがー」とか聞こえていた。してみると、キルヘボンさんもそのノリかもしれない。

 だが、フランスがこようが、中国がこようが、英国、韓国、米国がこようが、鷹揚にというか熱烈に受け入れてしまう本邦は、実に柔軟というか、節操がないというか、強靱な國だとおもった、今朝。

 湯船の湯気の中に、回覧文書や会議風景が浮かんだ。なんとなくむつかしいそうな、マネジメント・米語がもりだくさんあって、Muはいつも途方にくれていた。Muは特殊な日本語しか、完全には判読できないようだ。学生日本語は、いつも優秀な翻訳官が数名おるから、不自由はない(笑)

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コメント

Muさん

唐の長安ではもっと国際的だったそうですよ。
世界中の民族が集まり、国際都市であり且つ
安倍仲麻呂は科挙試験に受かる。

昔のニューヨークもそうではなかっただろうか?世界中の人々が集まり或る法律の下に差別はしない。

誰でも受け入れ、且つ優秀な人材は立場を与えられる社会は世界をリード出来るんです。

ついでに、料理も世界中のものが集まる。それが、繁栄というもんでしょうね。

色んなDNAが結合すると、いいものが生まれるんです、これ、地球の真理とちゃうやろか?

料理も常に新しいものに挑戦しないと、滅びるんやろね。

投稿: jo | 2006年1月 6日 (金) 19時12分

jo さん、2006年1月 6日 午後 07時12分

 おおJoさん、唐の都長安や、あるいはニューヨークのことを想定したわけじゃなくて、想定外コメント(笑)。

 つまり、高級ケーキ屋さんと、庶民餃子「ミンミン」さんの対比に、おかしみがあったことを書いたつもり。
 しかるに、なるほどJフランスや中国や、韓流や米流が氾濫する日本国に話を引っ張った故、JOさんの言うように「るつぼ」多文化論にいくのは、当然。そこまで想定していなかっただけの話です。

投稿: Mu→Jo | 2006年1月 6日 (金) 22時34分

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