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2006年1月29日 (日)

NHK功名が辻(04)稲葉山城

承前

 稲葉山城(現・岐阜城)(岐阜県岐阜市)地図

 今夜は稲葉山城陥落、信長入城と、一豊と千代の婚礼だった。
 最初に、婚礼のことだが、現代から比較すると当時の下級武士の結婚式は質素だと思った。出席者も、見渡すかぎり、一豊の母、弟、そして家来二名。知り合いに、秀吉夫婦。千代側は、オジ夫婦(不破家)だけだった。お互いに杯をかわすだけの約束事だったのかもしれない。

 ようやく二人が結ばれたので、来週からはそろそろ千代が才女として光っていく時間が増えてくるのだろう。妻をめとらば才長けて、みめ麗しきがよいそうだが(笑)、まあ、女優さんもなかなかよかった。秀吉夫婦はすでに貫禄がありすぎたが。

 その少し前に、稲葉山城が落ちて、オジ夫婦は不破家の焼け跡から黄金を掘り出して、千代に渡す場面があったが、このあたりが第一の伏線かもしれない。今後千代がどういう風にして、一豊を男に成長させていくのか、そのポイントになる。後日、ここぞというところで、一豊は、ある買い物をする。それで一躍有名人になる。その資金は~という塩梅である。

 さて、肝心の稲葉山城。「女子供をなで切りにせよ」と言い放つ信長の狂気は上手に描かれていた。このあたりの異常性は、それが何故に他の武将よりも激しかったのかという観点から『邪馬台国はどこですか?』の一編にぴたりと収録されていた。「謀反の動機はなんですか?」これを読めば目の据わった舘さん演じる信長の内心が透けて見えるだろう。
 労咳ぎみの竹中半兵衛の進言で、秀吉、山内、蜂須賀一党は間道を通って金華山頂上にのぼりつめ、城は落ちた。
 この城は、今は岐阜城となっている。1567年・永禄十年に信長は尾張から二万の一族郎党眷属配下を引き連れて入城したらしい。それまで信長が尾張のどこにいたのかは、戦国通じゃないのですぐにはMuも分からないが、少しでも都に近づきたかったのだろうか。その後関ヶ原の戦いで完全落城した。

 だから現代、Muが眺めた金華山にある城は、昭和31年のものらしい。

 2001年だったと思う。金華山の北麓を流れる長良川のそばの会議場でイベントがあって、Muも翌日なにか話した記憶がある。その時、金華山に登らず岐阜城も訪れなかったのが惜しかった。代わりに明治村まで足を伸ばしたような記憶もあるが、それは翌年だったのか、……。記憶が定まらない。泊まったホテルが、柳ヶ瀬町とかいうところだった(笑)。そこからタクシーに乗って会場まで行く途中、長良川の側の道から見上げた空にあったのが、稲葉山城だった。そう、城は空にあった。その記憶だけはしっかりある。

 というわけで今夜、千代はこの城に籠城し、一豊は攻めての武将だった。来週からは、千代が最強の軍師、参謀となっていく始まりとなろうか。

参考サイト
  美濃・岐阜城

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コメント

稲葉山城陥落

昔、司馬さんの本を読み難攻不落の城を知恵で陥落させた話を知りました。何処までが史実で何処がフィクションが判らないけど、トロイの木馬を連想した記憶があります。

城門は外からは開けるのは困難ですが、内側からは簡単に開きますからね。(笑)

信長は井之口という地名を中国の故事にならい岐阜と命名したと司馬さんの本では読みました。信長には天下のイメージが出来ていたんでしょうね。

今回の大河ドラマは安心して楽しめますね。秀吉役の俳優もピッタリですね?(笑)

毎回、楽しみにしています。

投稿: jo | 2006年1月30日 (月) 11時12分

joさん、 2006年1月30日 午前 11時12分
 安心感、これは大切ですね。
 実はしかし四〇代のころ、一時期完全に司馬世界から遠ざかったことがあるのです。司馬節というのを受け付けなくなったのですね。
 事情も理由も分かりません。
 けれど数年前に竜馬が行くを再読して完全復帰しました。

 やはり、安心感をもたらすものはよいです。今回のドラマ、脚本は別の方ですが、いよいよこれからですね。結論の分かった、安心感。こういうものを切実に求める季節です。

 もちろんこういう心性の良さ悪さは別のこととして、いま記しています。

 ときどき。
 そうですね、ときどき、芸術はかくあるべしとか、人生はこうであるという、当為にしんどくなるのです。

 しんどくはなりますが、月次み、年次み、つきなみ、としなみ、これは至宝。
 というわけで、午後一番の会議にいきます、いざ出陣(笑)

投稿: Mu→Jo | 2006年1月30日 (月) 13時20分

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承前  今夜は、千代の持参金話からドラマが始まった。10両だったらしく、換算すると100万円。一豊の石高が50石で、年収500万円相当と解説があった。これはわかりやすい。また、千代の作った小袖が、パッチワークで評判になった、そんなエピソードがおもしろかった。  信長は稲葉山城を岐阜とあらためた。あわせて天下布武のメッセージもはっきり打ち出した。しかし上洛するには、障害となる近江があった。琵琶湖南部は六角氏で、湖東北は浅井氏が小谷城に居し、若き長政がいた。そこへ信長の妹、お市が嫁ぐわけである。その前夜... [続きを読む]

受信: 2006年2月 5日 (日) 21時48分

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